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なぜこのチームはこの世に生まれたのだろう?

すべての人や物事は「幸せになる」という一点に向かって進んでいると改めて思った、という話。

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タイトルのような問いを朝5時台にLINEで投げかけてくるようなチームリーダーはそう居ないんじゃないか?と思うけれど、うちのリーダーはそんな人です。

僕がライター・サポートエンジニアとして関わらせていただいている『よさがみえるラボ』(以下、よさラボと言います)では、毎朝LINEでこんなやりとりをしています。

他愛もない質問が飛んでくる日もあるけど、たまにこういう核心的と言うか、壮大と言うか・・・自分の内面をしっかり見つめ直させるような質問が飛んできます。

毎日の質問に対するそれぞれの素直な思いをシェアするという活動を、僕がよさラボに関わり始めてから、かれこれ半年ほど続けています。

なぜこのチームが生まれたのか・・・自分の属するチームについて、そんなことを考えたことがあるでしょうか?

チームとは、会社の組織に限らず、家族、部活、バンド、地域コミュニティ…色々あります。広い意味のチームのことでいいですが、いずれにしても、朝イチから考えることはあまりなさそうな質問です(笑)

よさラボは組織風土改革のコンサルティングを独自のメソッドを用いておこなう小さな会社です。このチームが生まれた理由は、世の中のチームを心理的安全性が高い“いいチーム”に変革していくためです。

・・・と、そこまで言葉にしたところで、それってすごい表面的なことだなって思ってしまいました。間違ってはないけれど、それは生まれた理由と言うより、このチームの役割を示しているに過ぎません。

人やチーム、物事が生まれた理由って、突き詰めていくと1つしかなくて、それは幸せになるためだと思うんです。

最近、人事や組織開発の界隈ではwell-beingという言葉が流行っていて、日本語では“幸福な状態”とか訳されます。僕も人事の仕事をしているので(本業はエンジニアなのですが二足のわらじで…)、この言葉をよく耳にします。

人事や組織開発的には、組織を幸せな状態に近づけていくことで業績も上がるよ〜ということなのですが、幸せについて考えていると、結局どんなことも幸せという一点に向かっているように思えます。

ちょっと哲学的な話かもしれませんが。

この「しあわせ」の理想の形が人によってかなり違うので、世界の人すべてが幸せになる物事は生まれないのですが…

例えば最近の配車サービス。小回りの効くサービスだし空いてる時間や自動車が有効活用されて、その恩恵を受ける幸せな人がいる反面、タクシー業界など既存産業で働く人は気が気じゃない状況でしょう。自分の仕事がなくなるかもしれない…という不安で、幸せとはほど遠い感情を抱いていそうです。

それでも、やっぱり誰もが幸せになりたい、多くの人を幸せにしたいと願って何かしらの活動をし、サービスやモノを生み出しているんですよね。

私たちは日々何かを判断しながら生きているわけですけど、その判断基準って色々あります。判断することの対象によって基準が変わります。

でも、もしすべての物事は“自分や、身の回りの人や、世界のどこかの人が幸せになるかどうか”という判断基準だけだったら。

シンプルでいいですね。

何か始めようと思っていることを今日からやり始めるかどうか。目の前の仕事を引き受けるかどうか。あした会社に行くかどうか・・・日々やってくる判断の場面。

あなたやあなたの身の回りの人が幸せになるなら、その質問にYES!と答えて、それ以外はNOとする。YESと答えたらあとは迷わず黙々と実行するだけ。

そんなシンプルな思考で生きていきたいなぁ…なんて。そんなことできるかな?でも、シンプルなのがいちばん。

いつも、考えさせられる質問を投げかけてくれるよさラボのメンバーに感謝です。

このnoteでは、僕の日々の気づきを短い文章で書いていきます。日々、目の前のことから得た気付きを、お届けします。

お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!