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お前、なんで学級委員なんかやってたの?

物語と書いて“しごと”と読む。

その心は、仕事…つまり働くことは“人生”であり、人生は物語であるということ。ひとの人生物語の中で仕事は大きな意味を持っている。

ここで言う仕事や“はたらく”とは、会社勤めの人の日常業務だけのことを指しているのではない。

“はたらく”の語源は「傍(はた)を楽(らく)にすること」とも言われているように、誰かのためを思って活動したことはすべて、“はたらく”ことなんだと思う。

そんな"はたらく"ことについて、長期間の育休をとって職場から離れたことをきっかけに深く見つめ直そうとしている。

長期育休、そして新型コロナを機に働き方を徹底的に見つめ直しながら葛藤する様子を描くマガジン『物語と書いて“しごと”と読む』の2つ目の本編記事です。マガジンの概要はこちら。

小・中学生のころの仕事

最近では中学生起業家…なんてキレッキレの少年もいるらしいですね。それはそれで大いに結構。でも、僕の学生時代を思い起こせば、起業なんてことは微塵も思い浮かばなかった・・・

小・中学生の頃の仕事といえば、勉学はもちろんだけど、クラスの中で分担する委員会活動などの仕事です。給食委員、放送委員、清掃委員に・・・あと何だっけな?色々あった気がします。

その中で僕がやっていたのは、クラス委員。学級委員とか、生徒会とか、いろんな呼び方がありますね(小学校と中学校でもだいぶ違いますが)。僕は小学生の頃は毎年“学級委員”に立候補していたし、中学生の頃は一度だけ“生徒会”の仕事をやらせてもらいました。

そう、この記事のタイトルの“お前”とは、僕のことです。

なんでその仕事を選択したんだろう?って今思い返して思い出す動機は、とっても“不純”だったりするから恥ずかしい・・・

小学生の頃に学級員に手を挙げた理由は、クラスの先頭に立って皆をまとめたい!みたいなリーダーシップを発揮したからではありません。

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