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レゴギャラリーVol.5『マルポツの遺跡に潜む魔物』

最近息子と一緒にハマっているレゴ遊びの記事。Vol.5はついに物語作り?!

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ここは『風がすむ森』と呼ばれる小さな村。山頂から海へ向かって風が吹き抜ける緑豊かな土地柄から、いつしかそう呼ばれるようになった。この風を利用しない手はないと、海も見渡せる小高い山の上には立派な風車を備えた村長の家があった。

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眼下には集落が見える。鍛冶屋が住む赤屋根の家、煙突からもくもくと白い煙をあげながら美味しいパンを焼いているのは、この国一番のパン職人だ。山頂から流れてくる美味しい湧き水が、このパンの美味しさの秘訣だ。

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川は水門を越えて海へと流れ出す。この海の先には、いったいどんな人々の暮らしがあるのだろう。そんなことを想像しながら、堤防に腰掛けて灯台の佇まいをぼうっと眺めるのも悪くない。

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なんとも平和な村であるが、この村には、人々には知られていないヒミツがひとつだけある。それは、古代遺跡『マルポツ』に住む魔物の存在である。

集落から離れた森の中に、その遺跡はある。集落から西の方向に見える大きな石像群を、村の人々は神の宿る場所と崇め、誰も近づこうとはしなかった。

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マルポツの魔物は人前に姿を現わすことはない。魔物は、ただひっそりと遺跡の奥地に身を隠している。

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魔物の本当の正体は、いったい何なのだろう。触れれば厄災をもたらす邪悪なものか。はたまた村を守ってくれる守護神だろうか。それとも・・・


もしかしたら、この魔物は人間が作りだした幻想なのかもしれない。

誰の心にも魔物は潜んでいるから。

大切なのは、心の奥に潜む魔物とどうやって向き合っていくか、である。

心の中の魔物を魔物たらしめるのは、やはり自分の心なのだ。


この村に心地よく吹く風のように、風通しの良いオープンマインドが、心の魔物と対峙する良き方法ではないかと思う。



なんの話やねん(笑)


このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな気づき・学びを綴っています。僕の日常のひとコマがあなたの行動のきっかけになれば嬉しく思います。
この記事の表紙画像は Reimund BertramsによるPixabayからの画像 をお借りしました。ありがとうございます。

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