見出し画像

目の前の悩みなんてちっちゃなもんだ

今日は「自分の目の前の悩みなんてちっちぇーなー」って思った話。


最近何度か書いてるかもしれないけど、3歳の息子みーちゃんはいま図鑑にハマってます。一番のお気に入りは『大むかしの生きもの図鑑』です。

DVDも着いてるし、大人でもかなり楽しめます。

この図鑑は地球上に生物が誕生した何十億年も前の生き物から、人類の祖先が活躍し始めた数千万年前まで、時代とともに生き物がどんな風に進化してきたかを学べるのですが・・・

なんかね、スケールがすごいですよね。数十億年前に誕生した脊椎動物の祖先にピカイアという海の生き物がいるんですが、小さいヘビみたいな、ニョロニョロ~っとしたやつが脊椎動物(つまり人間と同じ種類の生き物)の祖先ですよ。

その後、また何億年もかけて世代交代や進化を繰り返し、生物が海から陸地へ生息域を拡大するころには、ある種の魚がヒレを手に進化させて上陸してきたそう。ヒレが手っぽくなるのに1000万年という年月をかけて・・・

魚だったものが陸上を歩ける生物に進化するのに、そんな年月がかかっているんだというのを数字で始めて見て、えぇ~そうなんだ~!と親も一緒に楽しんでいるわけですが。


最近この図鑑を1日中ずーっと眺めてるんですけど(みーちゃんハマりすぎ笑)。

なんかね。この図鑑の中のタイムスケールで物事を見ていると、自分が生きてるであろうたった100年足らずの期間なんて、長い歴史の中の生き物の変化から見たらホントちっちゃなものというか・・・

今日はどっちの洋服を着よう?とか、今年はどんな目標を立てよう?とか、来年は転職しようかどうしようか?とか・・・ホントどっちにしたって生き物の歴史は変わんねーよって、思っちゃったりしたんですね。

いや、そんなことを言ってしまったら元も子もないというか、カウンセリングやコーチングをやってる人とかからしたらNG発言なのかもしれないけど。

でも、大局的な見方をするというか、長い(ようで短い)自分の人生を俯瞰したものの見方をするようになると、直近の悩みってホントにどうでもよくなる気がします。

もちろん自分の人生にとっては(今日着る服はともかく)今年の目標や来年転職するかどうかみたいな話は大きな意味を持つことかもしれないけど、大きな流れの中では1ミリも歴史の中に刻まれない小さなことなんだなって。

だからテキトーに考えてればいいってわけじゃないけど、悩みすぎて動けなくなるよりかは少し楽観的に構えたっていいんじゃないかって。そんな風にも思ったのでした。


人は変化を嫌う生き物だと言われます。変化することはリスクも伴うので、安全に生き延びるという観点からすると、大きな変化をしないで安泰に過ごすことが種の存続の方法としては正しいのかもしれません。

でも、もしかしたら。ホントにもしかしたらだけど、人間がリスクを恐れずに変化をもっと果敢に選んで生きていく生き物に変わったとしたら。

みんなが変化を恐れずに生きられる仕組み(例えばベーシックインカムみたいな?)を自分たちで作ってうまく活用して生きていけたら。

人間はまだまだ進化をするのかもしれませんね。親子代々変化を好むタイプに変わっていけば、どんどん変化を好んで進化が早くなるかもしれません!いや、知らんけどね。

みーちゃんと図鑑を見ながら、古代からの生き物の進化(変化)に思いをはせながら、そんなことを考えたのでした。

(なに考えてんねんワイw)

このnoteは、日々の暮らしのことや、小さな気づき・学びを綴っています。僕の日常のひとコマがあなたの行動のきっかけになればうれしく思います。
この記事の表紙画像は skeezeによるPixabayからの画像 をお借りしました。ありがとうございました。

お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!