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人生のロールモデルを見つけた話

自分の人生のロールモデル的な人を見つけるのって難しいなって常々思うんですが、この度、一人見つけてしまったかもしれないので、そんな僕の人生のロールモデル的な人の話をします。

自分を知る方法

突然ですが、ストレングスファインダーってご存じでしょうか?自分の強みを言い当ててくれる性格診断的なやつです。それによると僕の強みはこんな感じです。

ヨシヒロのストレングスファインダーTOP 5

収集心、責任感、未来志向、学習欲、共感性。

実は34の強み(資質)があって、僕の場合このあとは内省、親密性、分析思考・・・と続くのですが、まぁだいたいこの5つが僕を表す特徴です。

やってみたーい!という方は、本を買うともれなくテストを受ける権利が付いてきます。

このテストをやったのはもう5~6年前だと思います。このテストを受けた頃は、こんまりさんの魔法の片づけに感化されて「よーし!断捨離してミニマリストになるぞー!」なんて鼻息荒かった頃で、そんなところに「あなたの強みは”収集心”です」なんて言われたもんだから、自分がやってることが間違ってるのか、このテストの結果が間違ってるのか、もう頭の中は大混乱だったわけです。

その後、僕にとってのいちばんの強みである”収集心”とはモノを集めることではないことに徐々に気づいていくのですが(コレクター癖も若干あることを自覚はしていますが)、こういうタイプの人間がどんな生き方をしていけば人生ご機嫌に、楽しく、そして世の中のためにもなるのか、ずっと頭の片隅で考えていました。

ロールモデルは「あるよ」の人

そんな中、つい先日、収集心の資質が強い僕にとってのロールモデル(のひとり)になるかもしれない人を見つけました。

それは、木村拓哉さん主演のドラマ『HERO』に出てくる主人公行きつけのバーのマスターです。キムタク演じる久利生公平が田中要次さん演じるマスターに到底居酒屋にはないだろうメニューをオーダーしたときにマスターが言うセリフ・・・「あるよ」が流行りましたよね。

当時僕も毎週ドラマを見ていましたが、マスターはドラマの中では脇役だし、物語の大筋に大きな影響を与える存在でもなかったと記憶しています。

でも、なんか存在感あるんですよね。

最近、自分のことをHEROのマスターみたいと言ってくれた方がいらっしゃって、ハッと気づいたんです。

あぁ・・・僕はマスターみたいな存在になりたいのかな?って。

マルチ・ポテンシャライトに適した生き方(かもしれない)

自分は何をやりたいのか。どんな人生を生きていきたいのか。いい歳して実はよくわかってないというか、はっきり言語化できていなかったりします。

ロールモデルというか、目指す人というか、あの人みたいになりたい!の”あの人”も、今まではっきりと居たことがありません。でも、「あるよ」のマスターになりたいと、ふと思ったんです。「マスターみたい」と言われて。単純かもしれませんけど。

僕は割と多趣味で、興味持ったことはやってみたい!とアレコレ手を出し、それぞれむちゃくちゃ究めるわけではないんだけど、何度かは経験してるから「あ、それ自分できますよ、この辺までなら」みたいなことが多いです。俗に言う”器用貧乏”ってやつですかね。

別に自分何でもできます自慢をしているわけではなく、むしろどっちつかずと言うか、どれも中途半端と言うか、だからどちらかと言えば後ろめたさみたいな感覚の方が大きくて、数年前まではそんな自分のことをオープンにすることはなかったんですが。

これまた別の本からですが、マルチ・ポテンシャライトという言葉・定義を知って、自分もこれだなって思ってからは、そんな生き方もアリだと思えるようになって。

そんな自分を、社会の中でどう役立てていくか、どうポジションをとっていくか、あるいはどう表現していくかってことをずっと考えているんですが・・・

今日から、なんでも「あるよ」って言える”マスター”を目指そうと思います(笑)

収集心が強くて、マルチ・ポテンシャライト的な思考の自分にとっては、マスターみたいな生き方は適しているのかもしれません。

どう生きるか

何かひとつのことを貫く意志ある人というよりは、マルチ・ポテンシャライト的な思考や習性をもつ自分が、どんな生き方をすれば人生ご機嫌に過ごせるのか。

一流の経営者になりたい!とかトップアーティストになりたい!とか、人生の目標的なものがひとつに絞れる人を羨ましく思ってしまうこともあります。でも、自分にはそういう思考は無いんだと薄々気づいてきた頃から、いったいどこを、何を、どんな人を目指せばいいのか、よくわからなくなりました。

一つに絞れず、パラレルにいろんなところを目指したくなってしまう。人によれば浮ついてるとか、意志が弱いとか、注意力散漫とか、そんな風に見えるのかもしれません。

でもSt.George’s Tavern(HEROに出てくるバーの店名)のマスターみたいに、主人公(=この世に生きる人みんな)がふらりと自分のところに立ち寄ってくれたとき、こんなことできたらな~あったらな~ってお話をポロリとしてくれたとき、「あるよ」と渋い声でひとこと言って、スッとモノやスキルや情報を提供できるような、そんなポジションもありじゃないか。

マスターがどんな性格の人なのかは、ドラマのワンシーンだけではなかなか読み取れないので、完全に僕の勝手な解釈ではありますが。

このロールモデル設定が自分にとって正しいのかどうかはよくわかりませんが、しばらく意識して行動していたら、何か気づくことや新しい自分自身の捉え方が見えてくるかもしれません。

あらたな気づきを与えてくれたturcomさんに感謝です。

僕に気づきを与えてくれたこんなnoteも、あるよ。

そして、いろんな気づきを生み出す場づくりに使えるこんなツールも、あるよ。


お気持ちだけでも嬉しいです。ありがとうございます!