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平屋を建てる 18週目

20240819記

金曜日は台風7号が北上してきたせいで午前中はどしゃ降り、午後は電車の計画運休やお店の営業時間短縮があった。そんな中、僕の母が上京してきて、一緒に建築中の家を見に行った。もともと金曜日は会社が休みだったこともあり、前から計画してホテルも予約していたから、新幹線が運休にならない限り母には予定どおり来てもらうつもりだった。雨が小降りになった隙をついて、数分だけ家を外から見てもらった。続きは翌日に、ということでホテルに向かった。

土曜日。夜中のうちに台風は去ったようで、カーテンを開けると見事な青空だった。昨日のワイパーMAXでも視界が悪くてヒヤヒヤしながら運転したあの矢のような大雨は何だったのか。朝食バイキングを楽しみ支度を済ませると、母と妻と3人で再び家を見に行った。外はまた夏の蒸し暑さが戻っていた。

現場は台風対策がしてあった。玄関ドアを含めまだ窓の入っていないところは板でふさがれて、雨が入ってこないようにしてあった。わが家のもっとも眺めのいい角部屋の大窓からのぞめる景色を母に見せたかったのだが、それは完成後のお楽しみになってしまった。妻が母を連れて、家の中の各部屋を案内して歩く。ひととおり見てから外に出て庭にまわると、家をバックに母と妻を並ばせて写真を撮った。屋根の上では、大工さんが作業をしていた。いつものベテランの大工さんではなく、僕らよりも若い、細身の人だった。大工とは呼ばないのかもしれない。屋根屋さん? 屋根をはる専門の職人さんだと思う。屋根上で作業している彼に向かって声をかけて挨拶をして、現場を後にした。

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