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【2020年4冊目】人生を切り拓く100の習慣

今日も本紹介です。

今回読んだ本はこちらです。

千田琢哉さんの、「人生を切り拓く100の習慣」です。

その名の通り、筆者が考える「人生を切り拓く」ために必要な習慣が100個紹介されています。

また、ただ100個の習慣について解説するだけでなく、序盤には「1月の習慣」〜「12月の習慣」(つまりこれで12個)や、月曜日の習慣〜日曜日の習慣という風な書き方もされていて、全体としてとても読みやすいです。トータル3時間くらいで読み終わりました。

この本が一番言いたいことは、冒頭でも述べられているのですが、

「人間には『死』という明確な期限があるのだから、人生(=時間)を無駄にするな」

ということです。

それでは、例によって気になったところを、月の習慣に合わせて12個挙げていきます(嘘です、たまたま12個でした)。


充実した人生を送るために、最も重要な概念は「死」だと考える。終わりがあるからこそ、人は人生を充実させようとするのだ。

⇨これがまえがきで述べられています。私はあまり死について考えたことがなかったのですが、確かに「何事も期限を決めることで捗る」とはよく言いますよね。それと同じなんだなと思いました。


翌年の目標は、前年のうちに決めておく⇨その目標は、9割方前年のうちに達成してしまう。

⇨新年の目標は元旦に立てるものではなく、前年に色々取り組んでいれば自然と立っているもの。そして、それに取り組み続ければ前年のうちに9割くらいは達成できるよ、という話。そのために・・・↓


「来年やろう」と思っていることを、12月の今、やる。(12月の習慣)

⇨なぜ人は「来年やろう」と思うのか。それは、「ただやる気がないから」である。


「この種まきは間違っているかも」と早めに察知する(3月の習慣)

⇨いつ何時も振り返りは重要。方向性が間違っているとすれば、四分の1くらいの期間で気付けるようにしよう。


「火曜日、明日やろうと思っていることを、一つだけやってしまう」(火曜日の習慣)

⇨何事もフライングする習慣をつけると、余裕が生まれてくる。


「土曜日、妥協なく疲れを取り除く」(土曜日の習慣)

⇨「土曜日を上手に活かすコツは、目覚まし時計で起きないことだ」

 ゆるい。素晴らしい。笑 立ち読みでこのページを見て、買おうと決めました。


「通勤時間は、音声学習に徹する」

⇨ワイヤレスイヤホンが浸透した現代、「通勤時間が長い人ほど学習時間が長い」なんてことが可能になっている。語学や歴史などの文系科目がオススメ。


「年齢・性別・役職・国籍に関わらず、挨拶は自分からする」

⇨挨拶がマウンティング行為になってはいけない(つまり、後輩なんだからお前からしろよ、など)。もし返ってこなくても、それは相手が一人前以下なので全く気にする必要なし。


「お客様より先に電話を切らない」

⇨「電話の印象」は切った後で確定する。


「『おかげさまで』を口癖にする」

⇨「ありがとう」だとなんだか照れ臭いし、相手も「いえいえ」と謙遜してしまう。「おかげさまで」を使って人との関係を維持する。


「『NO』の言い方が憎たらしいと出世できない」

⇨これは本当にそうだと思う。できるだけ「NO」を使わずに表現する。


「『素晴らしい』を多用する」

⇨成功者ほど人の夢を嘲笑う事をしない。なぜなら自分が人に自分の夢を嘲笑われた経験があるから。


人生観から実用的なことまで、「そうだよなー」と思うことが多い本でした。

本も面白かったですが、この筆者の人となりが気になりました。東北大でボディビル部に所属していたそうで、仙台に住んでいたらしく急に親近感が湧きました。

この本で164冊目の執筆だそうです。164冊も本を書くってどんな心境なんでしょうか。「あちゃーまた同じようなこと書いちゃった」ってならないんでしょうかね(そこはプロとしてなんとかしろ笑)。





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