チーム指導で相手に伝えるために意識していることは?
チーム指導で伝えるために意識していることを学生に伝えました。
チーム指導をしていると
広い環境で大人数にトレーニングを
説明しなければならない場面があります。
立ち振る舞いや声の大きさが、
内容以上に大切だったりします。
私も指導を始めた頃は、
「声が小さい」と怒られてました…。
ゼミに来てくれた生徒には、
指導後に振り返りと3つのフィードバックを行っています。
1)指導にはコーチングとティーチングの二つがある。
2)実施しているトレーニングの目的は?
3)説明するときは、相手が聞ける環境をつくる
3)をピックしたいと思います。
指導してくれた生徒からの振り返りに
「伝えたいことを言葉にするのが難しい」
というものがありました。
私が横で指導の様子を見ていましたが、
時間が経つにつれて選手の集中力が切れていて、
確かに話が入っていないように感じました。
私が気になったのは、
話しているときの指導していた生徒と
選手の立ち位置、距離です。
説明の「言葉」という内容も大事ですが、
選手(相手)が聞ける環境づくりが
できていないことが大きいと思いました。
「指導者と選手の距離」
「選手と選手の距離」
この2つの距離があると思っています。
今日の場合は、心理的な距離ではなく、
物理的な距離についてです。
その伝えたい内容に対して、
どのような距離で説明するのか。
選手間の距離を適度に保つことが必要です。
目が届きにくいとくっついてしまい遊びだします。
トレーニングは地味できついものですから、
一体感があった方が頑張れると思います。
この一体感がありながらもグランドやコートでの
自体重エクササイズなどで各自が集中するには、
両手感覚よりちょっと広いぐらいが、
ちょうど良いと思っています。
逆にコミニケーションを取らせるには、
距離を近づけてあげれば良いと思っています。
私の場合は、朝のウエイトトレーニングの前は、
ペアで簡単なダイナミックストレッチを入れています。
例えばペアで肩を触って身体を支えて
足を大きく振るレッグスイングを行なったりしています。
一人で壁に手をついても実施できますが、
ペアを組むことで相手と息を合わせたりと
コミニケーションが生まれます。
これが朝で頭も体もまだ起きていない身体に
良い刺激になると考えています。
生徒の指導を私が見ること・フィードバックすることで
自分が指導で意識していることを整理できています。
今回の気づきは、こんな1日でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?