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【筋トレをやる時の重さはどうしたらいいの?】

私が高校生で部活をしていた頃は、監督が決めた回数やセット数を何も考えずに実施していました。

これをやれば「カラダが大きくなり、力がつく」と信じて頑張ってました。

しかし、トレーニング指導の勉強や実際に指導するようになって、筋肉がついて「カラダが大きくなる」ことと「力がつく」ことは、半分正解、半分間違いだとわかりました。

違いがあるということは、目的や時期よって設定変えなければならないということです。

一般的に、カラダを大きくさせるためにはトレーニング量が必要だと考えられます。回数多めの8〜12回持ち上げて、複数セット行うことが推奨されています。

反対に力をつけるは、回数少なめの5回以下で複数セットが良いとされています。

それであれば、「筋肉を大きくするためにもっと回数を増やそう!」となりそうです。ある研究でも、低負荷高回数でも筋肉が大きくかることが分かっています。

しかし、部活は時間がないことがほとんどです。そのため私は、回数多く行うのは効率的に良くないと考えています。

また、回数多く行うことは持久力を向上させてしまうため、たとえ筋肉が大きくなったとしても、瞬発力が必要となるアスリートにとって使いにくいカラダになってしまうと思います。

筋トレ好きの選手ほど、回数を多くして追い込みがちです。逆に苦手な選手は、周りより劣ってしまうのが恥ずかしいためか、無理に重さをあげて回数を実施できずに量が少なくなってしまっている印象があります。

まずは、自分が10回挙げられる重さを見つけましょう。もちろん正しいフォームがあってのことです。

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