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太宰治

ようやく辿り着いた心の言い訳は、彼女は女版太宰治なんだと。

惚れっぽいし、男という生き物を心から愛している。

だから付き合う異性には困らないし、誰に対しても愛をモットーに、真剣に向き合う。向き合いすぎる。

俺は、惚れた負け惜しみはしない。

他人にも優しくハートをキャッチする目線や、人の裏も表も全部受け入れてくれる体制。

俺の臆病さや幼さを可愛いと思ってくれて、俺の弱く情けないところも、ちゃんと言語化すれば許してくれる。

俺は彼女の目にどのように映っているのか?

俺って、こんなに愛されちゃって良いの?って思うときもあれば、

なんでこんな仕打ちを受けなきゃならないのかって、腹が立つこともある。

夢みがちな初恋野郎に戻っている。

完全に彼女にバレバレだ。

そんな彼女にメロメロだ。

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