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絵本読みが好きな私が絵本を読むときに工夫していること

絵本を読むのが好きな私が、普段の絵本読みの中で意識していることをご紹介します。(想定対象は0〜4歳です。)

自分の子どもができる前から友人知人の子どもや姪っ子に本を読んでいた私は絵本を読むのは結構得意なほうかな?と思っています。

でも周囲のママさんの話を聞いてみると、なかには絵本読みが苦手でなかなか読んであげられないという人もいたので、少しでもハードルが下がるよう私が普段やっていることをまとめてみました!

よろしければご参考ください😊


1 文字通りに読まない

絵本に書かれている文言をそのまま読むのではなく、子どもにわかりやすいように言い換えたり、必要に応じて言葉を補ったりしています。

子どもとの会話感覚で読み進めることで、ストーリーの理解が深まることもありますし、ママにとっては(特に絵本読みが苦手なママにとっては)自分が読みやすいように読めるというのも大事かなと思っています。

絵本は言葉を覚えてもらう良いきっかけでもありますが、普段聞いている言葉に近づけてまずは絵本を楽しめるところからスタートするのがママにとっても子どもにとってもいいのではと考えています。

2 行間を話す

1の文字通りに読まない、とも関係してきますが、ページとページ間でストーリーの補足が必要だなと感じた時は自分で補足するようにしています。

絵本は、子ども向けに作られているため、文章も短く、ボリュームもおさえて作られているので、場合によっては前後関係に少し無理があったり、なんでいきなりこうなったんだろう??が子どもにとっては理解できないこともあったりします。

(実際、うちの子は「なんで?どうしてこうなったの?」と聞いてきたりしました。)

子どもの年齢によっては、「どうしてこうなったのかな?」と質問して考えさせることもできると思いますので、年齢次第でやるやらない、どこまで話す、などは調整が必要になりますが、まずはストーリーとしてどうなっているのかを伝えるために補っていたりします。

3 絵本を動かす

登場する言葉や擬態語に合わせて、絵本を上下左右に動かしたり、揺らしたりしています。

揺れている時はガタガタ、左右に小刻みに
波の時などはサブーン、と上下
風が吹く時はビュー!!っと横方向へ移動

など情景・動き・音を再現することで、子どもがより絵本の世界に没入しやすくなります。また、子どもが自ら絵本を捕まえようと動き回るのも面白く、絵本を「体験する」感覚が味わえるのではと考えています。

4 前後のページを比較させる

ページが変わるタイミングで、前のページにあったものが今はどこにいるのか探させたり、何か変化があるかを見つけさせたりしています。

子どもにとっては自分で何かを見つける楽しさもありますし、知っているものを見つけた時の嬉しさもあり、それだけでも楽しんでくれるのでこちらとしても楽しめます。

絵本はストーリーを読むだけでなく、「絵探し」「間違い探し」のようにも使えるのでとても重宝します。

5 絵本を擬人化して話しかける

絵本に興味を示さないお子さんもいらっしゃると思いますが、もし本棚の近くや本がすぐに届きそうな場所にある場合は「○○くん・ちゃん 僕を読んで欲しいな〜」「私の中に楽しいお話いっぱい詰まってるよー!開いてみて!」などと声をかけたりすることで興味を示してくれます。

少しずつ絵本との距離を縮めることによってだんだんと絵本に興味を持ってくれることもあるので、あんまり読まないな〜でもちょっと興味持たせたいな〜(興味を持たなければ無理にする必要はないのでもちろんそのままでも良いと思います🙆‍♀️)と思うときはやってみると良いかもしれません。

寝る前の絵本読みの場合は、もっと読みたい!を回避するために「おやすみ〜」と言ったりするパターンもあります。

6 飛ばしたら読まない・読むスピードを変える

めくりすぎてしまった時は飛ばしたところに戻らず、開いたページから読むんだり、ページごとにスピード調整ダイヤルのようなフリをして読み方のスピードを変えたり(めちゃくちゃ早口で喋る)することもあります。

それ自体がおふざけのようで楽しいようで、ケラケラ笑いながら何度もやっていることもあります。

どんどんページを飛ばして最後までいってしまい、終わってしまった時には、パタッと閉じたときにそこに効果音をつけて、大きめにバタン!と言ったりすると、それ自体が面白くて繰り返す、というのもあったりします。

いずれもストーリーは頭に入らないでしょうが、絵本を楽しむ、の1つではあるかと思うのでそれはそれでいいかなと思っています。


これらのおかげ?かどうかはさておき、息子は絵本大好きっ子で、寝る前の絵本タイムで「今日は何冊読めるか?」が夜のお支度を早く済ませるためのフックになっていたりします😊

早く支度が終われば2〜3冊読めるよ、となると「いえーい!頑張る!」となってくれるのでありがたいです。

そして場合によっては私が読むのではなく、息子が私に読み聞かせをしてくれることもあります。
オリジナルのストーリーで語りかけてくれることもあり、母としては嬉しく感じています。

今回いくつかご紹介しましたが、絵本を楽しむ方法はこれ以外にも無限大にあるはずです。お子さんと一緒に素敵な絵本タイムを過ごされることを願っております😊


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