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キャリアの課題は生き方の課題である

岩田 芳枝@長期ビジョンを大切にするキャリアコーチ

キャリアの課題は生き方の課題。

言いきっちゃいました。

今回このテーマで記事を書いてみたいと思った理由は、世の中のキャリアコーチングのイメージが、実際とちょっとずれていることが多いからです。

キャリアコーチングという言葉から、こういう会社に転職すると年収が上がるよ～や、職務経歴書の書き方などを提案するサービスだと思っている人も多いかもですね。

私は転職エージェント出身なので、上記のようなアドバイスももちろんできます。でもそれなら、転職エージェントでもよいのでは？と思います。

一方で私が提供したい＆している、キャリアコーチングは「どう生きたいか？」まで掘り下げて支援するサービス。

今回は「キャリアの課題＝生き方の課題」について、私の考えをまとめてみました。少しだけお付き合いいただけたら、うれしいです！

「キャリアの課題は生き方の課題である」を具体的に説明

キャリアの課題＝生き方の課題と言われても、ピンとこないという人もいると思うので、具体的に説明しますね。

よくあるキャリアの悩みといえば、

「今の会社、仕事でいいのかな？」

「漠然と将来が不安だけど、どうしたらいいのかわからない・・」

などですね。一見よく聞く話ですし、転職エージェントに行けば「じゃあ転職はどうでしょう？」となりそう。

でもちょっと待ってください。私はそんな単純なことではないっ！と思います。

それらの悩み・課題を深く突き詰めると、単にキャリアの課題ではなく、その人自身の「生き方の課題」であることに気づきます。

例えば、自分のことがよく理解できていないから「今の仕事でいいのかな？」と悩んでしまうのかもしれません。

また、キャリア選択を人（会社）任せにしてきたから、将来に不安になってしまうのかもしれませんよね。

あくまで例ですが、「自分を理解していない」、「選択を人任せにしてきた」などの生き方の課題が見えてきます。

例え転職して、一時的に不満足や不安が解消されても、根本的な課題を解決しない限り、また同じ課題にぶつかることになるはず。

なので、私は「キャリアの課題」を通して、その人の「生き方の課題」を見つけ出し、根本から課題解決ができるようサポートをしたいと考えています。

自分の「生き方の課題」に気づいていない人は多い

上記では、「キャリアの課題＝生き方の課題である」について具体的に説明しました。

キャリアコーチングをしていて、実際ほとんどの人が、そのことに気づていないと感じます。

かくゆう私もその一人でした。私自身会社員として働くことに、ずっと違和感を感じていたのですが、これしか生活する方法はないんじゃないかと思い働き続けていました。

転職エージェントという仕事自体にも疑問があったし、今の会社でいいのかな？という気持ちもありました。

転職も含めて色々検討した上、結局会社員を辞めて独立する決心をしました。

表面的に見たら、私の悩みはよくあるキャリアの悩み。

でも深堀すると、「違和感や疑問があるのに、自分の気持ちを抑圧している」や「会社員しか生活する方法はないという、固定概念に囚われている」など、私の生き方における根本的な課題に気づきました。

そして、これらの課題を今解決しない限り、これからもどこかのタイミングで、同じような課題にぶつかるんだろうなと思ったのです（無限ループ）。

「生き方の課題」を解決すると無限ループから抜け出せる

私はキャリアに悩む中で、自分自身の生き方の2つの課題である、

① 違和感や疑問があるのに、自分の気持ちを抑圧してきた
② 会社員しか生活する方法はないという、固定概念に囚われている

に気づきました。

会社や職種を変えるだけでは、根本的にこの2つの課題を乗り越えることができないだろうな・・と思ったので、思い切って生き方自体を変えてみました。

ある程度の痛みは伴いましたが、上記2つの課題は解決されたので、これから先の人生では、少なくとも同じ課題にはぶつからないと思っています。

もし仮に、何となく会社や職種だけ変えていたら、短期的に何とかなっても、また「なんか違う・・・」と同じ課題にぶつかっていたんじゃないかなと想像します。

応急処置的にキャリアの悩みや課題を解決するのではなく、「自分の生き方の課題」として捉え、本質的に変わることで、何度も同じような経験をしてしまうという無限ループから抜け出せるのです。

書いてて気づいた日本社会の課題

今回は自分の頭の中を整理したくて、気軽な気持ちで記事を書き出したのですが、結構ディープな内容になっちゃいましたね・・

書いていて思ったのが、私自身が抱えていた「生き方の課題」は日本人の多く、そして社会自体が抱えている課題だということです。

同調圧力や均一性を重視する社会が、自分らしく生きられない人や、固定概念に囚われて思考停止な大人を創り出していると思います。

そして、この状況こそが「日本の衰退」を生んでいるのでは。

気軽に書き出したところ、結構社会派な内容になってしまいましたが（笑）。私個人の課題から社会の課題であることに気づいたことで、
私がこのビジネスを選んだ理由が、改めて明確になりました。

これからも自分らしい人生を歩める人が増えるように、サポートをしていきたいと思います！

それではまた次回♡

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