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キャリアは描いた風にしかならない

キャリアは描いた風にしかならない。

本当にそう思います。

2021年の桜の季節に独立した私。決心は堅かったものの、桜を見ながら不安と寒さにブルブル震えました。

まさかあれから個人事業主として3回目の桜を見れる日が来るなんて。本当に人生は不思議です。

最近本当に思うのが、

「キャリアって自分で描いた風にしかならないよね」

ということ。

ボヤっとでも明確でも描くキャリアビジョンがあり、そこに向かって行動すれば、5~10年後少なくとも近い状態になっている確率は高いです。

一方、何も描いていない場合、どこに向かうかもわからない。全ては他人や外部環境次第。

今回は自分自身も振り返りながら、キャリアビジョンを描くことの大切さについて書いてみたいと思います。

将来在りたい姿を描いていない成功者はいない

先日Youtubeで、女優の安達祐実さんとメイクアップアーティストの小田切ヒロさんの対談を見ていました。

お二人とも41歳だそう。その世界でトップのプロはやっぱり素敵~。

安達祐実さん、「家なき子」の頃から見てますが、女優として常に第一線で色あせないって本当にすごいですよね。

印象的だったのが二人とも、

「もちろん今を大切に生きることは重要。でも常に、5~10年後自分がどうなっていたいかも考えている。」

とういうような事を言っていたこと。

やっぱり、自分の道で成功している人達は長期視点で「自分がどうなっていたいか」を考えて目標を立ててるんだ!と思い、嬉しくなりました。

何もビジョンも目標も描いていなかったけど、気づけば理想の人生だったっていう成功者もいるかもしれないけど、私は見たことがないかな。

成功っていうのは金銭的な意味じゃなく、一番輝ける分野で楽しく自分らしく生きている人を私は意味しています。

有名人でもそうでなくても、そう人は少なからず「キャリアビジョン」を持って生きてきたんじゃないかな。

危機感はキャリアビジョンを描くきっかけになる

私自身が「将来自分がどうなっていたいか」を本気で考え始めたのは確か30代前半。今思えばちょっと遅いですよね。

当時はリモートワークなんて概念もなく、毎日電車通勤。仕事の後、疲れた顔のサラリーマンで膨れ上がった地下鉄に揺られながら、

「こんな風に一生過ごすのやだな・・」

という思いが私の頭の中にいつもありました。

なんで、PCもクラウドシステムもあるのに、働き方は40年前と一緒なんだろ。世の中には生産性という概念はないのかな?なんて思ったり。

その時ちょうど、ちきりんさんの「自分の時間を取り戻そう」という本を読みました。

昔すぎて、内容ははっきりとは憶えていないのですが・・「働く時間は自分でコントロールして、ゆとりも欲しいモノも手に入れよう」というような主旨だった気がします。

その時ボヤっとではあるけど「私も自分の意思で人生を生きたい!」と思うようになったのです。

20代は何となく過ごしてしまったのですが、その時から鮮明に「将来どういう風になりたいか」を考えるようになりました。だからそういう本を読みまくっていました。

もう30代、人生変えるなら後がない!という強烈な危機感からでした。

その後、有名な「LIFE SHIFT」など良い本にも出会え、今の自分があります。

どれが目指す道へ繋がるルートなのかを見極める

何となくこういう風になりたいというビジョンはあったので、30代はある程度指標をもってキャリア選択ができました。

もともと人材業界のキャリアはヘッドハンターのアシスタントとして始めました(リサーチや調整が主)。

でも将来「自分の足で立ちたい」のであれば、全責任を負う経験をした方がいといいと思い、社長に直談判して、あえてフルコミッションのヘッドハンターにしてもらいました。

詳細は1本目のnoteで書きました。

フルコミッションという働き方は、時には精神を保てない位のプレッシャーを感じます。でも、その経験のおかげで、個人事業主になってからもあまりストレスを感じずにいれます(経営者はフルコミですから)。

その後も、キャリアで選択する時は「いつかは自分の足で立つ」という軸を基準に決めてきたので、常に良い選択ができた気がします。

「どの道が目指す道へ繋がるルート」なのかを見極めることが大切。

そして、大体そのルートは 最も過酷だったりするんですよね~。

最後の砦は勢いで乗り越えよう

「将来こういう風になってたい」と描くことはすごく大切です。キャリア選択をする上での確固たる軸になります。

一方で、私が感じたのは、最後は大きなジャンプをする必要があるということ。

当時は、自分のビジョンに向かって進んでいることは分かっていたのですが、決定的になりたい風になれてはいない・・・という葛藤がありました。

不思議なことに、そういう気持ちでいると、どんどん状況が悪くなるんですよね。本心を無視してるからかな。

仕事めちゃくちゃがんばっているのに、自分ではコントロールできない良くない事が起こり始めました(恐ろしいクレーマーを担当させられるとか)。

心の奥の自分は、「今が変わる時だ!」と言ってるのに、怖いから、無視して過ごしました。

でも、結局色んな偶然や縁が重なり、2021年春独立する為退社。

時間はかかったけど晴れて、自分が「なりたい風」の人生になったのです。

最後の最後は勢いしかない。「本当はこういうことやってみたいけど・・」と迷っているうちに、あーっという間60代、70代になって人生終わります。

結局描いた風にしかならん

今回はSEOとか考えず、一気に書いちゃいました。やっぱこの方が楽しい!

安達祐実さん&小田切ヒロさんの話から始まり、自分のことを回想しながら書きました。

そしてやっぱり・・・

人生もキャリア描いた風にしかならん。

ビジョンはそのまま目標になるし、行動になる。そして行動はそのまま人生になる。

たった一度の人生、なりたい風になるか、よく分かんなかった風で終えるか、全部自分次第。

あなたはどっちを選びますか?

それではまた次回♡

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