不自由さの中から見つけた豊かさ

「なーんにもしてないのに幸せ…。」


今日の昼過ぎ、私がシェアハウスのtoiletと玄関をお掃除してるときにシェアハウスのお隣さんが漏らしました。

このときはただ嬉しいだけだったのが、夕方、恒例の銭湯に行った帰り、ふと思い出されてジーン。


私が3/3から住みだしたシェアハウスは、おそらく築50年以上の一軒家です。


ここに決めた理由は、お金がなかったから…笑。


冒頭の言葉を漏らしたノリコさんは、こんな汚くて古いとこもう誰も入ってこないかも…とおもったりしてたんだと教えてくれました。


一方で、綺麗好きな人が来てくれたらいいなーとも思ってたとか…。


はい!

見事、私が呼ばれてた訳ですね!


綺麗好きとまではいきませんが、昨年から拭き掃除の魅力にとりつかれてる…。


アルバイトに落ちまくり、お金はないけど暇はある。


セッセト掃除しました。


今日は春分。

実はここを初めて掃除したとき、このために呼ばれた感触がありました。


そして、不思議なことに、お掃除する→臨時収入がある。

お掃除する→臨時収入がある。

これが続いたのです。臨時収入目当てでお掃除したのではなく、あまりに暗くて汚くて古いこのシェアハウス、お掃除することしか思い付きませんでした。


ここ数年の春分の日は、必ずお墓参りに行ってましたが、今日は実家やお墓からは遠く離れた東京。

でも、この1ヶ月、ひとさまの施しで生活してきた私にとって、施しを受ける度にそのかた自身はもちろんのこと、そのかたのご両親やご先祖様方にまでお礼を唱えてきました。

これは、佐藤由美子先生がかかれた「シンクロちゃん」ーの影響です。

そのうちに、朝、目覚めてぼーっとしてるときに、不意にこのシェアハウス自体からお礼を言われてるような…待ってたよ、綺麗にしてくれて嬉しいよ…みたいな感じを受けとるようになりました。


と同時に、宮崎の実家…築100年以上の一軒家です…のお片付けやお掃除の練習をさせてもらってるような…そんな感じも受けとるのです。


数年前、宮崎の実家を長期滞在型のホステルみたいにして、都会で疲れた人達が来て滞在してのんびりしてまたスタートしてもらえるような…そんな場所にできたらいいな…と漠然と思ったことまで思い出しました。

これも、6年間、宮崎で過ごしたほとんどのものを処分して手放した恩恵のようなものかも知れませんね。


お金もない

パートナーもない

仕事もない

保証もない

家族もない

ないないづくしの不便さの中で、これほどまでに自分や相手のご先祖様方にまで想いを馳せたことはなかったなーと思っています。

ない からこそ ある ものに気がつく…そんな感じ。


昼と夜が同じだけある…

あの世とこの世の分岐点 のような今日。

見えない世界を感じ、豊かだな~と思わずジーンとする一日でした。

あなたと貴方の命に繋がるすべての存在たち、ありがとうございます。

私と私の命に繋がるすべての存在たち、本当にありがとうございます。

※「シンクロちゃん」223ページ参照

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