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「人生が変わる」コンテストが素敵すぎる!
TABIPPO学生支部が運営する「世界一周コンテストDREAM」は今年も参加者を募集している。
名前の通り、最優秀賞に世界一周航空券を用意したコンテストである。
しかし、魅力は最優秀賞の景品だけではないのだ。
今回はそんなコンテストの他の魅力の紹介。
2年前のお話。
2年前、TABIPPO学生支部の「世界一周コンテストDREAM」を運営していた。
当時の僕の役職は「メンター」というもの。
メンターというのは、世界一周航空券を目指している参加者と一緒にプレゼンを作り、一緒に最優秀賞を目指す役割。
僕の相棒は、同い年で大学1年生。
テーマは、「3.11と共に生きる」。
その背景は決して明るいものではなかったが、彼は強かった。
その経験が人生を変え、自分を変えてくれたと言い、それを世界に発信したいというのだ。
そんな彼を尊敬したし、本気で一緒に最優秀賞を目指したい思った。
LINEやzoomを駆使して何時間も何十時間も同じプレゼンに向き合った。スライドだけじゃなく、発生の仕方や、しぐさの練習まで、練習した。
当時は本やyoutubeでプレゼンのやり方を調べてみては実践してみるという超高速でいろんな練習に練習を重ねた。
そんな1年生コンビは、セミファイナルで敗退。
最優秀賞には届かず、二人で敗退の時を一緒に迎えた。
勝ち上がると信じていたし、ファイナルのことしか、考えていなかった。
でも、彼は笑顔で、「くっそ~!」と、まるで、ただ転んだだけみたいな悔しがり方をしていた。やっぱり彼は強いんだなあと思った。
(今思えば負けず嫌いの彼はしぬほど悔しかったんだろうな~)
まあ、そんなこんなで2年前のメンター生活は幕を閉じた。
僕の人生の中で彼と駆け抜けた1か月はとても貴重なものだった。
準備していた一か月は、普通に生活していても「この広告の言い回しいいな」「この人の話ってなんで聞きやすいんだ?」と四六時中プレゼンのことを考えてしまう。
プレゼンを作るうえで、彼の人生の話を全部聞いたおかげで、彼の人生を一緒に歩んでいるような気持ちになっていたんだと今になって思う。
きっとこれから味わうことのない、本当に素敵な経験をさせてもらった。
そして、敗戦した夜に彼のインスタにストーリーが上がる。
台本が書いてあるノート見ながらしゃべる彼の口からはこんな言葉が。
「セミファイナル、落選でした!応援してくれてありがとうございました!DREAMに出て、たくさんの出会いがありました。自分の挑戦をたくさんの人の知ってもらいました!
DREAMがなかったら、この悔しいという想い、ワクワクする想いもなかった。ほんとに挑戦してよかった。この自分の姿でみなさんが挑戦のきっかけになってくれるほどうれしいことはないです。自分はこの歩みを止めずにこれから先ももっともっと前に、先に進んでいくので、一緒に頑張りましょう!
そして、メンターのよっぴー本当にありがとう!ずっとつきっきりで本当に最高のメンターでした!
よっぴーだけじゃなく、DREAMを通じてたくさんの方に知ってもらえて、自分もたくさんの方を知れて最高な機会でした!
これで自分のDREAMという戦いは終わったので次のステージに踏み出したいと思います!!!!!」
ああ、やってよかった。
彼と一緒に世界一周航空券を目指してよかった。
彼がいろんな人に応援されて、いろんな人と出会えたそのきっかけになれたことがうれしかった。
彼の人生を一緒に振り返らせてもらったことに感謝しかなかった。
今、彼は何してるんだ?(笑)
相変わらず英語は喋れてそうだし、タイに行ったり、ヒッチハイクしまくったり、webマーケティングしたり、世界一周について学んだりしているっぽい(笑)
どこまでも強いなああ。負けてらんない。きっといつかどこかで再開してこの時の話をするんだろうな~~!!(別に連絡とれないわけでは全然ない)
僕は、
DREAMというコンテストが、彼の人生を加速させた自信がある。
DREAMで出会った人、DREAMで考えたこと、DREAMで目指した「世界一周」が彼を成長させた自信がある。というか一緒に成長した自信がある。
そして、彼を応援していた人にとって、彼がなにかのきっかけになった自信がある。
「参加者とその周りの人生が変わる。」
こんな素敵なコンテストはどこにあるのだろうか。
いろんな出会いが欲しい人、自分と向き合いたい人、成長したい人、何か挑戦したい人、影響を与える人間になりたい人、自分を変えるきっかけが欲しい人。
いろんな人が「世界一周」を合言葉に集まり、
いろんなドラマが生まれるのが「世界一周コンテストDREAM」。
こんな素敵なコンテストを今年も運営できることを僕は誇りに思う。
今年の世界一周コンテストは、どんなドラマが生まれるんだろうなあ。
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敗戦した後の相棒からのLINE
悔しいけど、やらなかったら何も残らなかったなぁって。
DREAMに出て、沢山の熱い夢を持つ仲間に出会えたし、自分の思考もアップデートして、言語化できたし、気仙沼のことも、3.11のことも、俺のこともウェブ投票でたくさんの人に知ってもらえて。なにより、最高のメンターに出会えましたわ.
次のステージに進むよ俺は
また世界のどこかで!
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