見出し画像

11月22日「いい夫婦の日」/愚痴を言い合う「夫婦会議」のすすめ(前編)

こんにちは!
今回はパートシップ研究家・吉田裕児として「いい夫婦」になるための極意をお伝えします。

コロナ禍で、在宅勤務など夫婦で過ごす時間が増えているのではないでしょか。男性は素敵な旦那さんになるために色々とチャレンジされてきているはずです。上手くいったこともあるければ、なんで俺だけという愚痴も言いたくなることもたくさんあるかもと思います。

『男性は女性を愛するために生まれてきた。女性は男性に愛されるために生まれてきた』というのが、私の考えの根底にあります。もしその考えをご理解いただけましたら、旦那さんも快く行動に移しやすくなると思いますし、実行してみれば、夫婦は今よりも必ず幸せになれると信じています。

|愚痴って伝えてOK!だだし、手順が大事!

愚痴を言い合える夫婦会議をはじめてみたらどうでしょうか。夫婦会議とは、夫婦としてこれから幸せに暮らしていくために、大切にするもの、どんなことを支え合っていこうかを決めていく話し合いです。

例えば、家事の分担などお互いに何をやるか決めていきます。しかし、この分担からはじめると、お互いの不満のぶつかり合いになってしまいます。「私の方が忙しいの!私の方が大変なの!あなたは私のことを少しもわかってくれない!」と喧嘩状態になってしまいます。

夫婦会議にも話し合う順番があります。この順番を間違うと喧嘩会議になってしまうので注意してください。(笑)

画像1

|楽しく夢を語り「夫婦のありたい姿」を決めていく!

最初に決めて欲しいのは、夫婦のありたい姿です。「こんな夫婦になりたい!こんな人生を二人で送りたい!」とお互いに話し合いながら決めていきましょう。しかし、あなたが、いきなりありたい夫婦の姿は、何か?と質問しても、奥さんはこの人怪しいと思われしまいます。

そこで、「パートナーシップを築く記事を読んで、素敵な旦那さんになりたいと思ってさ、夫婦会議って良さそうだからはじめてみたいと思うんだけど」と切り出してみましょう。

「え、どんなことを話し合うの?」
「例えば、二人で行きたいところとか。将来、どんなところに住みたいとか」決めていくんだ。
「そう、いいわね」と最初は奥さんも興味を示してくれるような楽しく話せる話題にします。

将来のイメージをしながら、「そこで、どんな夫婦になっていればいいと思う?」と質問をして、お互いに「こんな夫婦になりたね!こんな人生を二人で送りたいね!」という感じで言葉にいていきます。

画像2

お互い出てきた想いを「いいね!素敵だね!」と共感し合いながら進めると、お互いのイメージが膨らみます。面白い夫婦、優しさや感謝に満ち溢れた夫婦、冒険チックな夫婦など、いろいろなイメージを浮かべて、お互いの考えや大切にしているものを話し合い夫婦のありたい姿を最初に決めておきましょう!

|「夫婦のありたい姿」が見えれば、困難も乗り越えられる!

結婚して暮らしをはじめると、子供ができたり、会社の仕事の都合だったり、親の介護だったり、年々二人を取り巻く環境が変わっていきます。そのまわりの環境に合わせていると、どうしても二人の幸せを忘れてしまいがちになります。

本来、二人で幸せになるために一緒になったのに、いつの間にか生活する手段が優先されてしまい幸せになることを忘れてしまいます。これでは本末転倒ですね。

ですので、忙しい中にも、何のために一緒になったのか思い出すために夫婦のありたい姿を再確認しておく必要があるのです。すべてがそのためにあることを忘れないようにしなければなりません。

画像3

夫婦のありたい姿を決めれば、多少の不満や愚痴が出ても、お互いが幸せになるための前向きな不満や愚痴に変わります。

最後に、今回の質問をもう一度。
「どんな夫婦になりたいですか?」

次回の後編では、夫婦会議の話し合いの順番と心の持ち方をお伝えします。
お楽しみに!(~~)!

パートナーシップの築き方に使える
拙著「部下が変わる本当の叱り方」明日香出版社



上司と部下が生き生きと活躍できる職場作りを目指しています。いただいたサポート費はさらなるクリエイティブな活動に使わせていただきます。