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鬼滅の刃 『鬼は、人の悲しみ』

鬼滅の刃
『鬼は、人の悲しみ』

なんでこんなに話題になっているんだろう。
このアニメの人気の秘訣はなんなのかと思い、
普段見たことのないアニメ『鬼滅の刃』26話まで観てみました。

竈門炭治郎という男の子の家族が鬼に殺され、妹は鬼にされてしまう。
炭治郎は、鬼にされた妹をなんとか人間に戻したいという想いで、
厳しい修行に耐え、鬼殺隊に入り鬼を退治する物語です。

炭治郎は人を喰うことで生き延びる鬼をやっつけることになりますが
やっつけていくうちに、鬼たちにも悲しみがあり、
悲しさゆえに鬼になったことに気づいていきます。

身体が弱いから、
親から見捨てられたから、
人から認めてもらえないから、
家族に冷たくされたから、
鬼の悲しみは数知れず。

鬼を退治したとき、炭治郎は鬼の悲しみに優しく寄り添います。
そして、鬼たちは悲しみと共にこの世からいなくなっていく。
結局、鬼たちは私たちの持っている悲しみではないかと。

私たちの悲しみが鬼となり人を喰う。
鬼が人を喰うことは、
悲しみが人をダメにしてしまうという
メッセージかもしれない。

ただ、その悲しみを断ち切るのではなく
悲しみをわかってあげたとき
それは消えていくのではないだろうか。

人を喰う鬼は退治しなければならない
でも、ただ単にそれを切り去るのではなく

鬼の持っている悲しみをわかってあげなくては
次から次と鬼が生まれてくるのではないだろうか。

鬼の悲しみをわかってあげたとき
鬼も成仏しこの世からいなくなる。
この世に放たれたメッセージのように感じる。

この世から悲しみをなくせば、鬼がいなくなる!
そんなメッセージをもらったような気がする。

これからの展開が楽しみです。

曼珠沙華(ヒガン花)の花言葉は、

黄色は、深い思いやりの心

白は、また会う日を楽しむ

赤は、情熱だそうです。

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