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なぜ、否定言葉は伝わらないのか!?!情熱所長シリーズVol.39

否定言葉から質問言葉へスイッチしよう!

こんにちは!
人と組織を咲かせる人財育成コンサルタントの吉田裕児です。

多くの上司が、部下を叱るときに「〇〇しないとダメじゃないか!」と叱ります。しかし、「すみません!」と答えるものの、部下の行動は変わっていかないのが現状ではないでしょうか。

なぜ、〇〇はダメじゃないか!の叱り方は伝わらないのか。また、どんな叱り方をすれば良いのか吉田部長と情熱所長の対話から教えてもらいましょう。

はじまり、はじまり!

情熱所長
『吉田マイスター、この前教えてくれたように
部下に、○○くん、ちょっといい!と声を掛けたところまではいいんですが、そのあと期限を守らないとダメじゃないか!と言ったんです』

吉田部長
「で、どうなったのかな?」

『すると部下は下を向いて、すみません!と言ったきり
何も言わなくなってしまったんです。
これって、叱り方が悪かったのでしょか?』

「そうか、すみません!と言ったきり、下を向いてしまったのか。
情熱所長は、どうしたらいいと思う?」

『それがわからなくて、難しそうですね!』

期限を守らないとだめじゃないか!と言われた部下は、
自分が責められたと思ってしまう。
さらに、自分はダメな人間だと思ってしまうんだ!

『そうなんですかー?』

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質問で人格ではなく行動にフォーカスする

「だから、こんな風に言ってみるといいよ!
期限を守れなかったことについてどう思う?」

『えっ、質問にするだけですか?』

「そうなんだ、質問されると期限を守らなかった行動自体がダメだったのかと考えだし、期限を守れなかったプロセスや足らない行動に焦点があたる。
だから、期限を守るためにどうすれば良いか?と考えられるようになるんだ!」

『質問にするだけで、そうなるんですか?』

「そう、もう一度整理すると、期限を守らないとダメじゃないか!と叱ってしまうと、自分はやっぱりダメな人間だと考えてしまいモチベーションを下げてしまう。

一方、期限を守れなかったことについてどう思う?と質問すると
期限を守らなかったプロセスや足りない行動に意識が向き、
次はどうすればいいのかと改善行動につながるんだ!

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『上司のちょっとの言葉の違いで部下の中に起こることが変るんですね!』

「そう、そのちょっとの言葉の違いで、
部下の受け止め方が全く違うんだ!」

『そうか、言葉を変えればいいのか!』

「情熱所長が、もし否定言葉を使っていたら
自動切換スイッチをポチっと押して質問言葉に変えてみよう!

部下のやる気が100倍アップするよ!」

『はい、わかりました。やってみます!』

では、今回の質問です!

「もし自分が部下だったら、どんな言葉なら受け止められますか?」

そんな言葉を部下に投げかけてみましょう!

次回に続けます!お楽しみに!(^o^)v

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