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親子で炊き込みご飯にはまっています(いました)

 日曜日の夕飯は僕の当番。今週は先週に引き続き炊き込みご飯。最近ちょっと炊き込みご飯にはまっている。

 僕は子供の頃から、白いご飯ではなく炊き込みご飯の時は、なんか嬉しい気分になっていた。そして、家では好きなものしか食べないつむぎも炊き込みご飯は気に入っているようだ。

 はまっていると言っても、僕の料理は基本的にレシピに忠実。さて、作るかなと思ってから良さげなレシピの検索を始める。今日のレシピはこちら。

 レシピサイトはたくさんあるが、なんとなくメーカーのサイトを頼りがち。大企業が押しているのであればハズレが無く万人受けするのだろうという印象を持っている。

 材料を切って、調味料を混ぜて、米と一緒に炊飯器へ、後はボタンをポチッと押すだけ。炊き込みご飯モードの炊飯は80分も時間がかかる。先週はこの時間を知らずに、泣く泣く通常モードで炊いてしまったが、今回は抜かり無い。うまく炊けるのを願って、待つべし、待つべし。

 80分が経過し、炊けた。フタを開ける、緊張の瞬間。そして見えてくるほんのり茶色に色づいた炊き込みご飯。しゃもじでかき混ぜると下にはおこげができている。いや、ちょっと出来すぎている。これはもしかしたら通常モードで炊いたほうが良いのかもしれない。

 気を取り直し、アンパンマンのお茶碗によそい、つむぎの場所に運んでいく。

「できたよ!」

 僕はキッチンに戻り、大人二人の食事もよそう。自分でも炊き込みご飯を一口。うん、まぁまぁ美味しい。でも、なんかちょっともの足りない気がする。¥のボタンが無いキーボードのような、気にしなければ気にならない様な物足りなさだ。なんだか味がモヤッとしているし、もう少し油分があったほうがいいような。やっぱり胸肉より、もも肉だったかなぁ、もうちょっとパンチがある味にするには醤油濃いめがいいのかなぁとか思いながら、パクパク食べる。

 ふとつむぎを見ると、お茶碗には最初のままの炊き込みご飯。どうやら、つむぎもこの物足りなさに気づいたのかもしれない。いや、それとも炊き込みご飯ブームは過ぎ去っただけなのか。ちゅるちゅるが食べたいというつむぎには幸枝さんがそばを用意することになった。

 つむぎは食べなくなってしまったが、僕の中にある炊き込みご飯の炎はまだくすぶっている。来週もう一度リベンジしようかなと思うのだった。あ、でもおこわもいいなぁ。

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