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あつい、暑い、熱い!

35℃。

美幌町の天気予報が示す温度は絶望的な数字。しかし、収穫適期を迎えたとうもろこしは待ってはくれない。

「ほっとかれると、おいら実が裂けちゃうぜ!」
「もう少しでぎっしり詰まったわしの頭が顔をだすけぇの」※皮からとうもろこしの頭が出てしまうと、先端部分はほぼ傷んでしまうので出荷できません。

熱くても、やるしかない。

これは、「メンバーの2,3人犠牲にする覚悟で行くことになりそうですね」と冗談を言ってみたりもするけれど、実際そんなことが起きてしまったら大変なので、とりあえず、クーラーボックスには大量の冷たい飲み物を詰めて、収穫用コンテナと並べて積み込み畑へ向かう。

9時半、手伝ってくれるスタッフとぼくは畑に到着。みんなそれぞれ、凍らせたドリンクやカットしたリンゴなど暑さ対策グッズを持参してくれていた。

すでに熱い。

包丁と買い物かごを携えとうもろこしの収穫開始。バッサバッサととうもろこしを切り取っていく。

10時前、幸枝さんが少し送れて合流。

幸枝さんはOS-1やスポーツドリンクを買い込んで来てくれた。6人体勢で収穫適期のとうもろこし畑を一気に進んでいく。

雲ひとつない青空

汗が全身から吹き出してくる。減量中のボクサーや、結婚式の衣装合わせ前のカップルにおすすめできるレベルの汗の出方だ。

10時半、100mのとうもろこし畑を駆け抜けて、予定していたステージの収穫終了。人数が多かったお陰で短時間で終えることができた。畑の縁の森の入口で休憩。

スタッフみんな無事に生還。

はぁ、良かった。

それにしても、北海道ってこんなに熱くなるのね。疲れた疲れた。

休憩中のぼく
汗をかきすぎて
どちらがもとのTシャツの色なのか

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最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。


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