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息子の将来に期待してしまう、キッズサッカー教室

月に2回のキッズサッカー教室。つむぎもぼくも楽しみにしている日だ。

天気はあいにくの雨模様。いつもの広い外のグラウンドではなく、人工芝が敷き詰められた体育館での教室だ。この体育館もとてもいい設備で、外の天然芝と比べても甲乙つけがたいなといつも思う。

参加者が少なめだった今日の教室。腰につけたビブスを取り合う鬼ごっこをしばらくやった後に、ミニゲームが始まった。

年少から年長まで一緒にやる初めての試合、年少のつむぎは2歳年上の年長さんにもひるまずにボールを追いかけ回す。ドリブルしてみたり、シュートしてみたり、相手のボールをカットしてみたり、ゴールこそ決められなかったけれど元気に走り回って頑張っていた。

コート脇にいたぼくから見ていたぼくは、お兄さんお姉さんの中で大活躍してくれてるつむぎの姿にうれしくなってしまった。

そんなつむぎは試合が終わった後に浮かない顔をしている。

「ぜんぜん勝てなかった、Sくんが上手すぎる」
実際に年長さんのSくんは抜群に上手で、全てのゴールを彼が決めていたのだ。
「そうだね、Sくんはすごく上手だったね。でも、つむもすごく頑張ってたよ!」
「ぼくもゴール決めたかった・・・。Sくんばっかり」
「うーん、Sくんは年長さんだからねぇ。2歳も年上だから。つむも練習したらもっとすごくなれると思うよ」
「でもSくんはもっとうまくなっちゃうから、勝てないよ・・・」
「やってみないと分からないんじゃない?練習してみようよ!」
「うん、じゃあ帰ったら、温泉行って、その後に練習する!」

年少のつむぎは、年長のお友達にも負けたくなかったようだ。なかなかの負けず嫌いっぷりだ。そんなつむぎの姿にぼくは彼の将来がより楽しみになってしまうのだった。

「負けず嫌いだからやらない」ではなく「負けたくないから頑張る!」の方向にうまくモチベートしてあげたら、つむぎはいろんなことで活躍できるようになるんじゃないかなぁ。

うん、楽しみ。

最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。

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