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超異分野学会に参加!そして感じたこと

 女満別空港から家族3人猫1匹、飛行機に乗り、札幌で開催された超異分野学会に参加してきました!しかも、今回はちょっとだけ登壇の機会もありました。リバネスから離れて約3年、久しぶりにこういった研究の雰囲気が漂う場所に参加して、感じることがあったのでした。

トーイングトラクターに注目するつむぎ

 超異分野学会とは、株式会社リバネスがやっている学会で、様々な分野の研究者はもちろん、ベンチャー起業家、ビジネスマン、町工場、中高生が集まる場です。北海道で開催されるのは今年が初めて、「チャレンジフィールド北海道」という事業と共同で開催する運びになったようです。今回のイベントにも研究者だけでなく、ベンチャーの人も、大企業の人も、中高生も、2歳児(うちの息子)も参加している、おもしろい場でした。

会場のEZO HUB SAPPOROは超素敵!さすが、我らがサツドラ!

 僕のパートはメイン会場の4つ目のイベント「超・世代研究座談会~北海道をフィールドに研究する~」。二部構成で前半は道内の3つの高校(なぜか3つとも道東の高校)による研究発表。オンラインで僕も少しだけ研究のお手伝いをした紋別高校と、幸枝さんが研究のお手伝いをした帯広農業高校、そして旭川東高校による素敵な発表が行われました。紋別高校の子は、実際の活動期間は1ヶ月程度、しかも間に試験ありという、超短期間の中で、立派に研究発表してくれました。うんうん、よく頑張った。

発表した皆さんは奨励賞をもらっていました!

 後半は、北海道ではあまり知られていないけれど、本州では超有名な製パン会社、敷島製パン株式会社さんでパンの美味しさについての基礎研究をしている大塚さん、「チャレンジフィールド北海道」を始め様々な事業に携わり、北海道を引っ張りまくっている小樽商科大の北川教授、そして、まだ農業研修中の僕、そんな不思議な組み合わせの3人と、高校生がディスカッションする企画です。確かに超・世代、超・異分野の研究座談会、なんだかものすごくチャレンジングな企画でした。僕個人としては、大塚さんや北川さん、そして高校生のメンバーと話せて楽しい時間となりました。一番謎の存在の僕が喋りすぎて、場を混乱させてなかったかがちょっと心配。

 それ以外にも、『予測不能の時代』の著者の株式会社ハピネスプラネットCEOの矢野さんの「幸せ」についての基調講演を聞いたり、2つのセッションを聞いたり、いろんなポスター発表をみたりと最近あまり経験することのない、楽しい時間を過ごすことができました。

 完全に謎の農園「さいこうファーム」の僕にも興味を持って声をかけてくれる人もいました。幸枝さんがリバネス在職中にお世話になっていた東海大学の木原先生は、僕のnoteも読んでくれているとのこと。続けててよかった。また驚いたのは、遠慮がちに声をかけてくれた酪農学園大学助教の守屋さん。なんと、僕がリバネス在職中に同期の武田くんとやった伝説の企画(勝手に伝説と思っている企画)「アグロイノベーション戦略研究ワークショップ in 山形」に参加してくれていた守屋さんだったのです。まさか、あの時の彼とこんなところで再開するなんて。頑張っているようで嬉しい限りです。このワークショップもものすごく面白いワークショップだったんですけど、その話はまたいつか機会があれば。

 いろんな人が研究について語り合っていて、面白いけど、少し慣れない場にドキドキしている中で、僕らが美幌に来てから知り合った、環境大善のみなさんや、カメラマンの誠舟くんと会えてなんだかホッとしました。それは、美幌に来て、ぼくらなりの人のつながりを築いて来れたんだな、と実感できる瞬間でもありました。つくづく僕らは周りの人に恵まれていると思います。

 そんなこんなで、長くなりましたが超異分野学会北海道フォーラム、とても楽しませてもらいました。やっぱりこう言う場に顔を出して、僕らのことを話してみるのは大切な機会なんだなと感じるのでした。

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