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砂糖の原料「ビート」の収穫が始まりました

みらい農業センターでつくっている畑作三品の最後の一種、ビートの収穫が始まった。

未来農業センターでは、小麦、じゃがいも、ビートの三種を栽培している。この三種は畑作三品と呼ばれこのあたりの畑作農家の基幹作物だ。小麦、じゃがいも、ビートの順に収穫が進み。畑作メインの農家にとっては、ビートの収穫を終える、いよいよ残すは冬に向けた後片付けだけ、という感じになってくる。

ちなみにビートは砂糖の原料になるもので、国産の砂糖の約8割はサトウキビではなく、このビートを原料として作られている。ちなみに、僕が小学生のころは確か社会の授業でビートではなく、「てんさい」という名前で習ったので、そちらの言い方のほうが馴染み深い。

ということで、ビートの収穫。基本的にビートはトラクターで引っ張る巨大な機械を使って収穫する。ただ、その前に、機械が入れるように畑の入口部分を手で収穫する必要がある。今日はその入口部分の収穫作業だ。

ビートの手掘りで使うのは、先端に太い針がついた特徴的な包丁だ。不思議な形をしているけれどこの作業にはとても便利な形状になっている。針の部分で落ちているビートを突き刺し拾い上げ、葉の部分で葉っぱを切り落とし収穫する。

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ブスッ、ザクッ

を繰り返して、次々に収穫をすすめる。畑の四隅をある程度収穫したところで作業は終了。機械で掘るのは月曜日からの予定だ。

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それにしても驚いたのが、ビートの大きさの違い。いい場所だと、片手では持てないくらいの大きさになっているのに、悪いところだと握りこぶしよりも小さいくらいにしかなっていない。畑の重要性がとても良くわかる結果だったなぁ。

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