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人生初?かまくら作り

 こども園が休園中のため、今日も一日つむぎと過ごす。昼寝をしてくれている時間以外は、基本的に何も手が付かない。「どうせ、仕事が進まないのであれば」と気持ちを切り替えて、今日も今日とて雪遊び。

 「ゆきだるまつくる」と言って外に出ていくつむぎ。
 「そうだな、今日こそ憧れのかまくらをつくってみるか」と思いながらつむぎについていく僕。

 まずはゆきだるまづくりから始まる。材料となる雪はそれこそ無尽蔵。手近なところの雪をすくい上げ、ギュッギュと力を込める。「いいかな?」と思って手を離すと。サラサラっと崩れ落ちる。まるで西表島の星砂の浜の砂の様にサラサラだ。オホーツクの雪はパウダースノーすぎて雪だるまづくりには向かないのかもしれない。

「サラサラで固まらないねぇ」
「うん、さらさらー」

 なかなかうまくいかない雪だるまづくりを続ける幸枝さんとつむぎを尻目に、僕は本題のかまくら作りに取り掛かることにする。先日の雪の日にトラクターで積み上げた雪山をスコップでくり抜き始める。

 ソリ遊びを始める幸枝さんとつむぎ。黙々と雪をくり抜く僕。

 しばらくして、僕がしゃがんでなんとか入れるくらいのかまくらが完成。もっと中を広くできそうではあるけれど。あんまり奥まで掘ると万が一崩落した時に危険な気がするので、ここで終了。

 中に入ってみると、外よりは風がない分少しだけ温かい気がする。「とんねるー」と言いながら、中に入って楽しそうにしているつむぎを見て。崩落しないか少しドキドキしながらも、満足感に浸るのでした。


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