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食用馬鈴薯の目合わせ会

食用馬鈴薯の目合わせ会に参加。

美幌町内にある、食用馬鈴薯選果工場に続々と農家さんが集まってくる。目合わせ会とは、これから本格的に収穫が始まる農作物の選果基準を共有するもので、毎年同じ時期に開催される。

JAが市場に出荷する際にどこまでを製品として、どこからを外品とするかのラインが選果基準となる。

農家として、特に重要なのは外品ライン。最終的には選果工場で選ばれるのだが、芋掘り機の上に数人が乗ってその場である程度の選別を行う。食用馬鈴薯の場合は、大コンで持ち込んだじゃがいもの中に外品が40%以上含まれていてはいけないらしい。

昨年、芋掘り機の上で選別作業をやったが、機上で選別するのはけっこう大変だった。畑の特性なのか、とにかく土の塊が大量にコンベア上に上がってくる。まず第一の作業はその土の塊を取り除くことだった。土の塊を粗方取り除けてから残されたちょっとの時間で芋を選ぶ。

弾けるのは、明らかに緑になっているものや、腐っているもの、病気なものくらいで、ちょっとした外品のものは結構コンテナに流れてしまっていただろう。それがさらに、この工場で追加できれいに選抜され、一般家庭に届く。

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スーパーに形のいいじゃがいもを並べるために、かなり人の手が加わっている、なかなか大変だ。まあ、でも自分でスーパーに行ったときも、自然と形がいいものを手に取るよなと思う。形だけにこだわって、本当に美味しい野菜品種はなくなっているとか言うことを聞くこともあるけど、普通はそんなに食べ比べできるわけでもないしなぁ。

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