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アスパラハウスにビニールを さいこうファームの新たな一歩

アスパラハウスにビニールを張った。
まだ雪が残るこの時期に張れたのは3年目にして初めてのことだ。

他の農家さんに比べるとまだまだ遅い。
でも、ぼくらに取っては画期的な進歩だ。

ビニール張りは、さいこうファームの初めてのインターン生だった、東京農業大学の女の子が後輩を連れて手伝いに来てくれた。
彼女は来年4年生、大学の最終年度だ。

彼女は、1年半前にぼくらが話していたことを覚えていてくれた。
「卒業後、農業をやりたいなら、ぼくらのところに来る?」

そして現在、好きになったオホーツクで農業をするために、さいこうファームに来ることを希望してくれているとのこと。

すごい!とても嬉しい。

ただ、当時思い描いていたほど農業は順調に進んでいない。
想像していた最低ラインよりも下を推移しているくらいだ。

こんなぼくらに来年、人を雇えるのか?
今年頑張って、なんとか良い結果が残せれば自信がつくけれど、彼女はそうのんびり待っていられないだろう。
なんせ、来年の春には卒業なのだから。

いい人が集まってこそ、面白いことができるのはそうなのだろうけど、
いい人がそれに見合った暮らしができるくらいの利益も出さなければいけない。

どうする、ぼく?どうする、さいこうファーム?

まずは、今年こそしっかりアスパラを収穫しよう。

そうそう、ギリギリになりましたが無事に確定申告を済ませました。
新規就農希望者をひるませるに足る決算書類の情報をnoteで公開するかどうかはちょっと迷ってます。(たぶんします、正直あまり見られたいものでもないから有料にすると思います)

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最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:1歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。

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