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なにか不思議な力に導かれているように

 たまたま立ち寄った池袋の農業フェアで、たまたま聞いた美幌町の話に興味を持ち、なんやかんやあって、縁もゆかりも無い北辺のこの町に移住してきた。そして、もう3回目の冬を迎えようとしている。こっちで暮らし始めてから、何だか不思議な縁を感じている。

 今日はうちの近所の「まちのパン屋さん美富ベーカリー」の駐車場に、炭焼き機が設置されると聞き、見に行ってみることに。このパン屋さん、実はいつも仲良くしてもらっている「まちの洋食屋らぐぅ」の野口さんが経営している。以前から炭焼きに興味があるとは言っていたけど、本当に始めることにしたようだ。

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 パン屋さんの駐車場には、ドドンと大きな炭焼き機が設置されていた。白い煙をモクモクあげて、いままさに炭焼きを始めたところ。高槻バイオチャーエネルギー研究所というところの炭焼き機でいろんなモノをそのまま炭にできるっぽい。Facebookをみると、栗がそのまま炭になっていて、何だかハリーポッターの魔法のアイテムのようでとってもかっこいい。


 野口さんは、これを使って、木材だけでなく、美幌町のにんじん、玉ねぎ、ごぼうなども炭化してみる計画とのこと。どんな炭ができるのか今から楽しみだ。その炭やいろんな雑貨を販売する店の出店も予定しているらしい。本当にすごい・・・。

 野口さんの半端ない行動力にはいつも驚かされるが、今回はもう一つ驚くことがあった。高槻バイオチャーエネルギー研究所の島田さんは、前職のリバネスと日本財団が進めているPROJECT IKKAKUのメンバーだったらしい。だからどう、ということは無いのだけれど、何だか不思議な縁を感じてしまう。

 思えば、こっちに来てから、いろいろな縁に恵まれた。リバネスが一緒に仕事している、環境大善さんと出会い、いろいろとご一緒させてもらっていたり。新規就農を決めるきっかけの一つになった『OKHOTSK TOURISM MAGAGINE HARU』を作った中西さんと知り合って、その後ドット道東と一緒に仕事したり。幸枝さんがビクセンと仕事をしているときから知っていた小惑星ハンターの円舘さんが美幌に住んでいて、今では家族ぐるみで仲良くしてもらっていたり。それ以外にもたくさん。なんだか不思議な力に導かれて美幌にたどり着いたかのような気さえしてくる。

 僕らはどこに導かれているのか、楽しみにしながら、曲がりくねった人生を生きていこうと思うのでした。

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