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我が家の寝かしつけ戦線に変化あり?

つむぎがまだ言葉をしゃべれなかったころ、抱っこでの寝かしつけが必要だったころは、ぼくでも寝かせることができた。

それから時が経ち、言葉をしゃべるようになり、少しずつ会話ができるようになり、自分の意見を伝えることができようになると、だでぃは寝室から追い出されるようになる。ねんねは完全に幸枝さんとつむぎのふたりの時間になっていった。

そんな、我が家の寝かしつけ戦線にわずかな変化が現れ始める。

きっかけは数日前、風邪をひいてしまったつむぎは寝付きがとても悪い。うまく寝られないことに機嫌が悪く、それに対応する幸枝さんの疲れもピークに達していた。寝室からはぐずりまくるつむぎの泣き声が響いていた。

「ダディはお皿洗って!」といつも寝室から追い出されていたぼくも、さすがに放置してはいられずに現場に向かう。

扉を開けると、機嫌が悪いを通り越してもはや自分でも何が嫌なのかわからなくなっているつむぎと、最後の戦いを終えた明日のジョーの様にまっしろに燃え尽きかけている幸枝さんがいた。

とりあえずぼくはつむぎに手を伸ばしてみる。よってくるつむぎ。抱き上げる。寝室を出て、玄関に向かい外に出る。こういうときは、渦中にいない親が外に連れ出すと、落ち着くことが多い。

星空の下、しばらく外の空気を吸っているとさっきまでの不機嫌が嘘のように、つむぎは落ち着きを取り戻す。ゆっくりとした言葉で聞いてみる。

「落ち着いた?ねんねするか?」
「うん」

抱っこのままつむぎを寝室に連れて行く。真っ白な灰になってしまった幸枝さんは、キッチンに移動し疲れを癒やしているようだ。ぼくとつむぎでベッドの上に横になる。ママがいないことを気にする素振りはない。

しばらく、ゴロゴロと寝返りを繰り返すうちに、眠りにつくつむぎ。

疲れ切ったつむぎをベッドに置いただけではあったが、本当に久しぶりにぼくが寝かしつけに成功?した瞬間だった。

その日から少し変化が始まった。

翌日の夜、夕食を食べ、お風呂に入り、スポンジボブを少し見たつむぎはねんねの時間に。
「今日はダディとねんねする!」
いつも皿洗いしかしていなかった売れないホストに指名が入る。
「お、ダディと寝る?いいよ!」

絵本を持ってテコテコとベッドに向かうつむぎについて行く。ベッドに上がりまずは絵本タイム。寝る前にかならず3冊の絵本を読むのが彼のスタイルだ。分厚い絵本や図鑑と1ページあたり数文字くらいしかないような短い絵本も同じ一冊としてカウントされるのがポイントだ。

今日は、重めの絵本がセレクトされた。

ふたりで横になり、絵本を読んでいく。一冊、二冊、三冊。

「よし、寝るか?」
電気を消して、寝る態勢に。
「寝ないで、朝まで待つ!」
今日は朝までオールだぜ宣言をする3歳の息子。
「えぇ、ダディは疲れてるし寝るよ」
「寝ないで!」
「寝る」
そう簡単には寝ようとしないつむぎ。やり取りを繰り返す。

そして、そのうちに寝てしまう。

ぼくだけ・・・。

気づくと幸枝さんとつむぎが横で寝ている。結局、寝かしつけは相変わらずママの仕事のままだ。

とりあえず、ぼくは夜の絵本の読み聞かせ担当には昇格したようだ。

こんな事情もあって、いつもつむぎと幸枝さんが寝室に行ってから書いていたこのnoteは公開時間がしばらく安定しないと思います!

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