最近やってる農業ゲーム
ついにブロッコリーも最終ステージ、1週ずつずらして定植すること14週間。今季のブロッコリーは全14ステージで栽培していた。雨と熱さで病気が蔓延してしまったステージ、肥料不足でボワボワのブロッコリーになってしまったステージ、ラピュタのロボットのように草に沈んでしまったステージ。
いろいろありましたが、最後の13、14ステージは順調そのもの。いいイメージで終われそうでよかった。うまくいっている原因は雨が少なくなり、涼しくなってきたことだと思う。
ここ最近は畑に入れば大量収穫。嬉しい。
しかし、これまでになかった問題が浮上する。
冷蔵庫ギチギチ!
収穫物は小さなコンテナに入れて、運搬用パレットの上に積み重ねて冷蔵庫に入れる。うちの冷蔵庫「斜里魚菜卸売市場コンテナ」通称「斜里コン」への入れられるパレット数は4枚。
1パレットに積み上げられるコンテナ数は35、1コンテナにはおよそブロッコリーが25玉くらい。一回の収穫が1000玉を超えると必要なパレット数は2枚。冷蔵庫にはすでにブロッコリーや、じゃがいもが入っている。
嬉しい悲鳴だ。現状はパレットに置かずに平積みしたりすることで、なんとか溢れ出してはいない。
ただ、斜里コンが、学会開催地のビジネスホテルのように満室状態なので、常にちょっとしたパズルゲームが発生している。
「えーと、今日はブロッコリ20ケースと、直売用野菜が出荷だよなぁ」
「今日出荷するブロッコリーは、あぁ一番奥かぁ・・・」
斜里コンにはパレットが直列状態にしか入らないため、一番奥のものを出すには一度すべて出さなければならない。積み込み、積み下ろしには繊細なフォークリフト作業が必要なので結構面倒。
なので、パレットの積み込みにはかなり頭を使う。
「一番最初に使うのは、あのパレットだから、先にあっちのパレットを入れて」
「いや、まてよ、あっちのパレットは明日、氷詰めするよなぁ・・・」
「出荷時間は昼過ぎだから・・・。あ、祝日だから出荷は午前か」
最近は、フォークリフトに乗って、ひとりぶつぶつつぶやきながらリアル倉庫番ゲームを楽しんでいます。
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