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長芋を掘るのは「ホリアゲくん」

霜でカチカチに固まる畑で長芋掘り。

みらい農業センターでは長芋掘りに「ホリアゲくん」を使う。相変わらず、農業器具のネーミングセンスはストレートで可愛らしい。

ポップな名前に似合わず、ごついこの作業機は畝の両脇にチェーンソーのような回転部分がぐるぐると入り込み、1メートル以上の深さまで真ん中のコンベアを差し込み土をかき出してくれる。作業機の後ろの溝の中に人が入り、かき出された土の中から長芋をキャッチし、畝の外に取り出す。それを畝の外にいる人が、ハーフコンテナに並べていく。溝の中を歩くのが実はかなり大変、ズブズブと埋まりながらえっちらおっちら歩いていくことになり、とても疲れる。それでも、この作業をする人がいないと「ホリアゲくん」は大量の土と一緒に長芋をかき出し、そしてまた長芋をその大量の土の中に埋めていってしまう。なかなかうまくいかないものだ。

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午前中に長芋を掘り終え、今度は車庫の中に運び、次の工程。みんなで長芋に付いた土を擦り落としてきれいにしていく。この作業は大変ではないけれど、すごく時間がかかる。結局日が落ちるまでに半分くらいしかきれいにできなかった。昔は、この後さらに、長いもから出ている根っこをバーナーで焼く作業もやっていたらしい。見た目が良いのはいいことかもしれないけれど、味や品質が変わらないのであれば、そこまで時間をかけて出荷作業をしないでいいんじゃないかなと思う。何なら土がついたまんまで、「掘り上げたばかりでこれ以上なく新鮮!」とか言って売れないものだろうか。

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それはさておき、今年の長芋は大量。どうやって食べようかなぁ。とりあえずとろろご飯かな。

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