オホーツク図書館めぐり、常宿を見つけました
今日は空が曇っている、何なら少し雨も降っている。
そうだ、こんなときは図書館に行こう。
農業ではなくライターの仕事をすすめることに心を決め、パソコンと記者ハンドブックをかばんに詰め、車に乗る。
これまでに、美幌図書館はもちろん、網走図書館、北見中央図書館と回ってきた。網走図書館はnoteにも書いたとおりだが、北見中央図書館には触れていなかった。
3つの図書館の中では北見中央図書館が一番いい感じだった。蔵書数ももちろん多いのだが、何より自習机の前の窓から電車を見下ろせるのがポイント高い。電車好きのつむぎが小学生ぐらいになったら一緒に宿題でもやりに行けたらいいかもしれない。
だが、今日はまた新しい場所に向かう。
今日の目的地は東京農業大学のオホーツクキャンパス、生物産業学部図書館だ。事前に電話してみたところ、学外の人でも図書館内の閲覧は問題ないらしい。
車に乗って30分。呼人から山を登り、山の上の畑の間に突如現れるキャンパス。いつもは前を素通りするだけだったけど、今日はドキドキしながら乗り入れる。
駐車場に車を停め、図書館を探す。キャンパスマップがない。スマホで調べる。正面入って少し右側の建物が図書館らしい。
建物に入って、学外利用を伝えて、名簿に記名、身分証明書を提示すると中に入ることができた。
とにかく静か、というより人がぜんぜんいない。そう言えば大学生はいま春休みなのだろう。入ってすぐのところにはずらりと机が並んでいて、本が見当たらない。
「あれ?意外と本置いてないのかな・・・?」
ちょっと面食らっていたら、右奥に部屋があった。そこに本棚が並んでいる。
「おお、ここかここか」
入ってみる。が、やっぱりそれほど大きな部屋ではない。
「あれ、やっぱり本は少ないのかな?」
部屋の右手にはさらに通路が。そこを進んでみると、その先には中規模な部屋、中にはぎっしりと電動の書架が、しかもずらりと専門書が並んでいる。
「やった」
普通の図書館では手に入らない、生物学系の参考書を選び放題の書棚。ワクワクしながら、うろつく。何冊かピックアップして、自習用の机へ。電源はある、Wi-Fiは学内の人でないと使えないらしい。まぁ、それはテザリングでいいだろう。
ドンドンドンドン、とたまにそれほど大きくはない機械音がなるだけで静まり返っている図書館。若干暗めな照明、ちょっと硬い椅子。
いい。
こうして、ぼくはライター仕事の常宿を見つけたのでした。
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