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さいこうファームのオオタニサン

さいこうファームの主力トラクター、ヤンマーAF210の後ろには中古で購入したロータリーマルチャーを装着してある。畝立て、マルチ張り、更には施肥、種まきまでできる我が家の「オオタニサン!」だ。

ただ、これまではブロッコリー定植のための畝立てだけに使っていた。これでも十分に便利で大活躍ではあるのだが、「オオタニサン」を代走だけで使っているようなものだ。

今日、この「オオタニサン」を使ってスイートコーンのマルチ張りに挑戦することにした。代走だけでなく、打者としても活躍してもらうことになる。

本番の前に、家の裏の畑で調整。これが意外と難しかった。

マルチの端を押さえてトラクターをすすめる。畝の上に伸ばされるマルチ。そしてマルチの両端から離れたところに土をかぶせていくディスク。

「うーん、ここが長すぎるのか・・・?」

初期設定のままだと全然ダメなことに気づく

ちょっとディスクの幅を縮めて、もう一度走る。今度は片側だけマルチがめくれている。

走った後にはうまく張れていないマルチ
端っこめくれとる!!

「むむ、ディスクの角度・・・かな?」

メジャーを使って・・・

ディスクの角度を調整して、もう一度走る。今度はマルチのたるみが気になってくる。

「えーと、もう少しこの押さえを降ろすか・・・」

ここを緩めて・・・

そんなこんなで格闘すること1時間、無駄にしたマルチは約50m。ついにピシッとマルチが張れた。

「よし、そしたらバッターボックスだ!」

トラクターを飛ばして、家から離れた本番の畑に向かう。

畑に着く。緊張の瞬間。ロータリーマルチャーを下げる。PTOをつないでエンジンの動力を伝える。前方の施肥機のスイッチを入れ、施肥を開始。ゆっくりとクラッチを繋ぐ。

進んでいくトラクター。

後ろにはきれいな軌道を描く黒いライン。どうやらうまくいったようだ。

結局、今日張れたのは1本だけでした。それでも、大きな進歩!

ということで、本日さいこうファームの「オオタニサン」はマルチャーとしても活躍できることを証明したのだった。種まき、施肥はパーツがちょっとたりなさそうだし、投手としても活躍するためには手術が必要かなぁ・・・。

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