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スプレーヤー弐号機、デビュー!

先日ゆずっていただいたスプレーヤー弐号機、ついにデビュー戦。

ジャガイモの防除で早速使ってみようと思っていたのだが、リモコン周りのトラブルでなかなか使う準備が整わず、予定より一週間以上遅れてのデビュー戦だ。

さいこうファームの一番大きなトラクターAF890に弐号機を背負って始めての防除。

エアコンの効いた車内、多少のぬかるみならなんのその四輪駆動、スプレーヤーの噴霧口の数も揃っている。

うん、快適。
それに周りを囲まれたキャビンの中で作業ができるので安心感も大きい。

スプレーヤー専用にしていたFIATのトラクターと違って、AF890はいろんな用途で使うのでその都度着脱する手間がかかる。
その手間を考えても、お釣りが来るくらい快適。
今後は弐号機をメインで使っていこう!

ちなみに、ジャガイモの防除はもちろん予定より一週間遅れ。
その間に、ジャガイモの葉っぱにはちらほら小さな穴が。
ちょうど様子を見に来てくれていた先輩農家さんによると、この穴はナストビハムシによるものらしい。

ほうほう、これが普及センターでもらった防除暦に書かれていたナストビハムシか。
とちょっとのんきに捉えていたが、結構困る虫らしい。

「ナストビはジャガイモに小さな穴を開けちゃうんだよね、それがつくと製品価値がすごく下がるから気をつけたほうがいいよ」

なにぃ、そんなに恐ろしいことを……。
今年のジャガイモちゃんたち大丈夫かしら。
うん、きっと大丈夫。
この先はスプレーヤー弐号機でしっかり守るからね!

家に帰ってナストビハムシについて調べてみるとコルテバのページがヒットした。

産卵は産卵は6月後半頃に始まり、1~数卵を地表や地中(深さ1cm程度)に産付ける
幼虫は根、ストロン、塊茎を食害する。頭胸部だけの潜入が多いが、体長の倍以上を食入することもある

https://www.corteva.jp/products-and-solutions/potato/nasutobihamushi.html

6月後半頃……。
間に合ったかな?

今年は土壌処理剤が比較的効いてくれたようで、雑草より先にジャガイモが畝を覆ってくれました
インカのめざめの花、とナストビハムシの食害
キタカムイの花、ナストビハムシの食害
キタアカリの花、とナストビハムシの食害

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(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:5歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:4歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:1歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。


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