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あの手この手で息子を説得するのが、朝の仕事

 一ヶ月くらい前に、息子のつむぎがこども園に行くのを「こわいの」とぐずって、苦労していると書いた。

 この苦労、未だに続いている。やっぱり上の日記に書いた「だでぃパワー」の効果はかなり弱いらしく、ほとんど効き目なし。このところ毎朝、あの手この手で説得を試みている。

「さぁ、そろそろお着替えしようか?」
「おきがえしない」
「なんで?」
「こわいから」
「何が?」
「ようちえんがこわいの!」
「幼稚園の何が怖いの?」
「おともだちがこわいの」

 やっぱり未だに、幼稚園(こども園)だとおもちゃを好きに使えず、取り合うのが嫌なようだ。ここからが説得の始まり。

「でもさ、幼稚園に行ったらA先生にあえるよ」(つむぎはA先生のことがかなり好き)
「こわいの」
「あ、そうだ、幼稚園の帰りにはいつも消防車見れるよ」
「こわいの」
「うーん、でも幼稚園でボール遊び楽しいっていつも言ってるよ」
「こぉわいのぉー」

 あらゆる、説得が「こわい」で打ち消されてしまう。なんたるパワーワード。

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着替えをせずに脱走した息子

「うーん、じゃあさぁ、とりあえずお着替えしない?」
「やだ、こわいのぉ」
「じゃあ、お着替えしたら、お散歩行くか?」
「いく、おきがえする」

 今日の鍵はお散歩だったらしい。ようやく着替えてくれたつむぎを外に連れ出し、家の敷地をうろうろ。ここからは車に乗って移動するための交渉がはじまるのだった。

 毎朝、こども園に息子を送り出すまでが一苦労。世の中のお母さん、お父さんは本当に大変だ。まぁでも、どんなに抵抗しても結局はこども園に行くという結果を変えられない子どもたちも、親と同じ様に毎朝苦労しているのかもしれないな。

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