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似たモノ同士でも、魅力が全く違うのです。そう、ネーミングとコンセプトがあればね

「インフィニティですか?」

今日のぼくはインフィニティです。

「私たちが帰る前に、温泉でも行ってきたら?」
基本的にずっと家で仕事をしているぼくに、幸枝さんから素敵な提案が。
「うーん、温泉か。いいかも」

そうと決めたら、「オホーツク 温泉」で検索していろいろと調べてみる。いっぱいあってなかなか決められずにいた中、1つ気になる温泉を発見した。

「インフィニティ・エッジ・スパ」
スパと阿寒湖が一体になったかのようにみえるスパ。日中は阿寒湖を一望、夜は満点の星空を眺めながら極上のスパタイムをお過ごしください。

「こ、これだ」

だれもが一度は目にしたことがあるであろう、シンガポール、マリーナ・ベイ・サンズのインフィニティプール。一度は行ってみたかったそれが、なんと阿寒湖でしかも温泉で楽しめるとは。

そうと決めたら、あとは天気予報とにらめっこ。

本日3月5日、オホーツクは晴天なり。ホームページで日帰り温泉がやられていることを確認。土日祝は営業時間が異なる可能性がありますという表記があったので、一応電話でも確認。抜かりなし。

車に乗って南へ向かう。目指す阿寒湖は1時間の距離だ。

阿寒湖に到着し、ニュー阿寒ホテルへ。外見はマリーナ・ベイ・サンズとは違っている。昔からある立派な観光ホテルの出で立ちだ。受付で1300円払って、いざインフィニティ。

脱衣所で服を脱ぎ、無料レンタルの湯浴み着をつけて屋上へ。

「あった、インフィニティ」

目の前には、白く凍りついた阿寒湖。右手にはどっしりと迫力のある雄阿寒岳。山頂付近が広く平らに見える雄阿寒岳は、いつ見ても桃太郎の鬼ヶ島を思い起こさせる。阿寒湖の上には大量のテントが、ワカサギ釣りをやっているのだろう。

それにしても、インフィニティ。こういう感じなんだな。お湯に身体を沈めて景色を眺めると、たしかに大自然とつながっている気がする。

「いいなぁ、湖が凍ってないときも来てみたいなぁ」

ぼくはインフィニティに大満足。来てよかった。

と、本当に満足しているのだが、少し落ち着いてみると、ニュー阿寒ホテルのこのインフィニティスパはなんだか、温泉というより屋上プールみたいな感じだ。調べてみると、2014年の時点では、屋上スカイバス(プール)として売り出していたみたいだ。

それが2015年には天空ガーデンスパとしてリニューアルされたらしい。

なるほどぉ、屋上スカイバス(プール)だったらぼくは行かなかっただろうなぁ。やっぱり、インフィニティ・エッジ・スパでないと。ネーミングとコンセプトはものすごく大切なんだなと自分の行動で実感したのだった。

ちなみに、せっかく阿寒湖にいったので、再考編集室が関わっている「自然の郷ものがたり」縁の地もしっかり回ってきた。記事の編集をして、何度も読み返し、勝手に顔なじみになった気がしている人や場所に出会えたのがとてもうれしかったなぁ。

アイヌコタンにも行ってきました
デボさんのお店は残念ながらお休み
お昼ごはんはポロンノさん
オハゥを初めてヒンナヒンナしてきました。
真ん中にある鮭の血合いの塩辛、メフンも結構ハマりそうな味です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した4人と1匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします!
(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:3歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:2歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。

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