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野菜移植機とホワイトベースと山づくり

4月初旬、ああでもない、こうでもないと悩んでいた野菜移植機。結局イセキの乗用・半自動型(PVHR203)を購入したのだった。そして、さいこうファームに到着!白いボディに青いライン。まさにガンダム、いやZガンダムかもしれない。

白いボディに青いライン、両脇には給水タンクも兼ね備えています!

さいこうファームのブロッコリーとレタスはこの後向きに進むZガンダムに託すことになった。まっすぐ進んでくれるかちょっと心配だけど定植が楽しみ。

ここで、ハタと気づく。

「あれ、この移植機どうやって軽トラことホワイトベースに載せるの?」

さいこうファームのメインの畑は自宅から約3キロ。Zガンダム(野菜移植機)
はホワイトベース(軽トラ)に搭載できると聞いていたから安心していたけれど、荷台に乗せる方法がない。

運んでくれたメーカーさんに聞くと、どうやら軽トラの荷台に引っ掛けるアルミブリッジが必要らしい。

「しゃあない、買うか」

ぐぐってみると2万弱かかる。「背に腹だな」と観念してポチろうとした手が止まる。

「げ、納品までけっこうかかるじゃん・・・」

金曜日に定植を予定していたのに完全に間に合わない。はぁ、どうしようかなぁと悩む。そんなときにふらっとお隣の農家さんがアドバイスをくれる。

「奥の畑に積み下ろし用のスロープつくったら?」
それは、思いつかなかった!さすが歴戦の農家さん、いや美幌のブライト艦長。
「確かに、それはいいですね。やってみます!」

ということで、軽トラの荷台にスコップを積んで意気揚々と畑に向かう。

スロープ建設予定地。荷台まで意外と距離がある!

「軽トラの荷台がこの高さだから、土をこのくらい積み上げればいいんだな。うん、なかなか大変だ・・・」
少し、ため息をついてから、ザックザックとスコップで土を堀り、土を積み上げる。ザックザックと積み上げる。ただただひたすら積み上げる。

スコップ一本を相棒にして、孤独な戦い

そうして完成したスロープがこんな感じ。

軽トラから大量の土砂をドバーッとしたみたいな仕上がり。
頑丈になるかな?と斜面になんとなく麻袋を仕込んである。

とりあえず軽トラの荷台にアクセスできるようにはなった。かなり踏み固めたけど、本当にこれで大丈夫なのか?雨で流れたりしないのか?少し不安が残るが、なんとかZガンダムをホワイトベースで戦場に運ぶ道筋ができたのだった。

そういえばZガンダムにホワイトベースは出てこなかったっかな?

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