新規就農を励ましてもらいました！今年は体験ツアーを始めますよ。

「令和４年度　新規就農者・新規農業従事者を励ます会」に参加してきました。実はこれがあったので、美幌に戻る日を１月１１日に決めたんです。

年末年始、はじめての青色申告に向けて、新規就農１年目の実績をあれこれとまとています。そこから見えてきたのは、１年目の農業の売上の残念さ。数字にして現実を見ると
「薄々分かってはいたけれど、やっぱりかぁ・・・。来年はがんばらないとなぁ・・・」と少し凹みます。
それでも「まぁ、一年目だから、大丈夫だよ！」と幸枝さんがいつもと変わらずにいてくれるのが本当に心強い。

農業と並行でやっていたライター業の方が売上面でも稼げているぐらい。利益や時給を考えると・・・。うん、まだ一年目、今年がきっと底だから。この辺りの実際の数字については、そのうちnoteで有料記事にして公開したいと思っています。無料だと見たくない人も見えちゃいますよね？

さてさて、そんな感じで、一年目の農業については正直に言うと引け目を感じていたぼくです。町長や農業の諸先輩方がいるであろう励ます会に参加したら、「吉田くん、もう少し真面目に農業やったらどうだい？」「サボっちゃだめよ、サボっちゃ」とか厳し目の激励をいただくのではないかと内心ビクビクしていました。

しかし、参加してみたら。全くそんなことはありませんでした。

みなさん、笑顔で「いつでも全力で応援するよ」と暖かい声がけ。あぁ、本当に良い地域に来ることができたんだな、と再確認しました。

「農業もそうですけど、これまでの経験を生かして、教育や発信やいろんなことをしてくれることを期待しています」という町長の言葉にはすごく励まされました。

一年目の経験を通じて、ぼくらが進む道は収穫物だけでなくその過程の体験も提供することかもしれないと強く感じるようになっています。その思いを町長に後押ししてくれた気がしています。

さぁ、今年もがんばりますよ。

「今年は農業体験ツアーをやろうと思っています。海外からのお客様も数組は来てもらえるようにするつもりです！」と宣言しちゃいましたからね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。東京から北海道オホーツクの美幌町に新規就農した４人と１匹家族の農業、子育て、おすすめスポットなどをほぼ毎日更新しています。もしよろしければ「スキ」「フォロー」をお願いします！
（登場人物）
ぼく：東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで８年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん：ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。２０１５年に結婚。
つむぎ：３歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ：２歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂：０歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。