見出し画像

雨の中の農作業

ざぁざぁと雨が降る中ブロッコリーを収穫。ここまでしっかりとした雨の中の作業は始めてだ。ワークマンプラスで買った安いけど防水性がすごく高いカッパの中で、自分の体を打ちつける雨音を聞きながら、いつもどおりブロッコリーを収穫していく。

北海道に来る前は、雨の中も野菜を収穫しなければいけないという話に戦々恐々としていた。そんな条件でも外で働かなければならないなんて、過酷な仕事だなと思っていた。実際に農作業を始めてみて、雨の中作業をしてみる。雨の中の作業は意外と苦ではない。むしろ暑い中作業をするよりちょっと快適なくらいだ。それに野菜の収穫という単調な動きに対して、カッパを叩く定期的なリズムはなんだかいいBGMにも聞こえる。辺り一面がしっとりとしているのも乾燥して砂埃が舞うより心地良い。雨の中の作業も悪くない。

降り続いた雨も、午後には上がった。雨降り後はトラクターで玉ねぎの大コンテナを運ぶ。玉ねぎは面積あたりの収穫量が驚くほど多い。収穫し終えた畑には、玉ねぎが満載された大コンテナが何十基も置かれている。1基ずつトラクターの後ろに詰んで、作業場に運んでいく。運ばれたコンテナは大きな黄色いオニオンタッパーという機械に通される。ここで玉ねぎの葉っぱが切り取られ出荷できる形にされる。手伝わせてもらっている農家さんではこの後、更にサイズの選別工程もある。午後からものすごい量の玉ねぎを運び、葉っぱを切った。

画像1

画像2

画像3

こんなにも大量のものを生み出してくれるなんて土は本当に偉大だ。

サポートとは「投げ銭」の意味です。 サポートにて100円でも200円でも頂けるとやる気に繋がります!皆様のサポートありがとうございます!!