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来シーズンは、とうもろこしの大きさをうまくコントロールしたい

昨年もそうだったが、同じ畑で、同じ栽培法で、同じようなタイミングに収穫したとしても、なぜだか最初の頃のステージのとうもろこしはサイズが小さいものが多い。昨年と比べると、少し大きめだけれど、それでもやはり小さ目だ。

さいこうファームでは自分たちで基準を設けて、1本あたりの重量ベースで2段階の選別を行って出荷している。1段階目は最小サイズの選別だ。基準以下の重量のものはもったいない気もするけれど、出荷しないように決めた。そこまで多くはないが、ある程度は出てしまう。

2段階目は通販適用サイズの選別になる。これは今のところ1本あたり350gを基準に、それ以上のものを通販に出荷することにしている。350g以上だと、手に持った感じもしっかりとしていて、食べごたえも十分だ。

実は最初の2ステージ目までは、2段階目の基準以上になるものがそれほど多くなかった。おそらく3割以下くらいだったと思う。

「うーん、大きいとうもろこしが少ないなぁ」と悩んでいた。

しかし、3ステージ目に入ってからは、全体的にサイズが大きくなり、8割くらいのとうもろこしが2段階目の基準を超えている。ほっと一安心。

この差はどこから生まれるのだろう?幸枝さんが調べてくれたところによると、気温が高すぎると生育が早くなりすぎて小ぶりになりがちらしい。その他にもネットで簡単に調べてみると施肥設計や、栽培管理などさまざまなポイントがとうもろこしのサイズに影響するらしい。

来年は、最初のステージから十分なサイズが採れるようにしたい。冬の間の調査課題だな。

通販でさいこうファームのとうもろこしを購入してくださったみなさま。いつもありがとうございます。
出荷に際して一本一本、スタッフの手で確認していますが、稀に粒の入りが悪いものを出荷してしまう場合がございます。万が一そのようなものが届いてしまった方は、ご連絡くださいませ。ショップのクーポン発行などの対応をさせていただくことを検討しております。

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(登場人物)
ぼく:東京大学で農学博士取得後、ベンチャーで8年勤務。その後、北海道で新規就農。
幸枝さん:ぼくの妻。北海道大学で生命科学修士、ぼくと同じベンチャーで同期入社。2015年に結婚。
つむぎ:4歳の長男。北海道で元気いっぱいに成長中。電車、働く車、飛行機など乗り物大好き。
スピカ:3歳の猫。女の子。網走の病院で保護されていたところからぼくの家にやってくる。
櫂:0歳の次男。長男が騒ぎ回る横で、どっしりと寝ている大物感を漂わせる。

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