来シーズンは、とうもろこしの大きさをうまくコントロールしたい
昨年もそうだったが、同じ畑で、同じ栽培法で、同じようなタイミングに収穫したとしても、なぜだか最初の頃のステージのとうもろこしはサイズが小さいものが多い。昨年と比べると、少し大きめだけれど、それでもやはり小さ目だ。
さいこうファームでは自分たちで基準を設けて、1本あたりの重量ベースで2段階の選別を行って出荷している。1段階目は最小サイズの選別だ。基準以下の重量のものはもったいない気もするけれど、出荷しないように決めた。そこまで多くはないが、ある程度は出てしまう。
2段階目は通販適用サイズの選別になる。これは今のところ1本あたり350gを基準に、それ以上のものを通販に出荷することにしている。350g以上だと、手に持った感じもしっかりとしていて、食べごたえも十分だ。
実は最初の2ステージ目までは、2段階目の基準以上になるものがそれほど多くなかった。おそらく3割以下くらいだったと思う。
「うーん、大きいとうもろこしが少ないなぁ」と悩んでいた。
しかし、3ステージ目に入ってからは、全体的にサイズが大きくなり、8割くらいのとうもろこしが2段階目の基準を超えている。ほっと一安心。
この差はどこから生まれるのだろう?幸枝さんが調べてくれたところによると、気温が高すぎると生育が早くなりすぎて小ぶりになりがちらしい。その他にもネットで簡単に調べてみると施肥設計や、栽培管理などさまざまなポイントがとうもろこしのサイズに影響するらしい。
来年は、最初のステージから十分なサイズが採れるようにしたい。冬の間の調査課題だな。
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