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【不便という贅沢】

久しぶりの投稿になりました。

・水泳教室の新しいブランディング構築
・『1day1milk』という一次産業を応援するプロジェクト
・SDG's×アスリートを目的とした『アスリートラーメン』
・地元の認知度向上と活性化を目的とした『アイスマラソン』
・住宅問題と防災の観点から考えられた『コンテナハウス』の無人化運営の仕組み作り。

やりたいことが、沢山、たくさんあって、日々追われる日々を過ごしていましたが、充実感はハンパないです。

マガジンで伝えたいこともドンドン溜まってきているので、更新頻度を上げていきたいと思います^_^

※今回は全文公開です!お楽しみください。

さて、今は別海町に戻ってきて関係者と色々打ち合わせしています。日本初イベントの『アイスマラソン』の取り組みが佳境に入っている現段階で感じていることを、つらつら書き残しておこうと思っています。

【情報不足という価値】

現在、参加者エントリーを受付中なのですが、参加者の方から聞かれるのが、

・どうやって行けばいいの?
・どこに泊まればいいの?
・どんな格好で走るの?
・そもそも氷の上走れるの?

というものです。

そりゃあそうですよね、、、やる方も初めてなんですもん(^◇^;)

このアイスマラソンは、南極で開催されていて、日本では6人しか行ったことないんです。

今回はその中の1人、株式会社ビタミンアイファクトリー代表の渡邊さんに実行委員に入ってもらい、まさに手探りの中で進めてます。

吉田・渡邊・白戸


渡邊さんが、

「やったことのないことに取り組むのは、自分で考える楽しみがある。」

って言っていて、

[あっ、そっか。知らないことを楽しむこともできるんだ。]

情報に溢れて、完全に安心安全な環境が整備されていることが親切ではなくて、自分で工夫することだったり、調べることだったりの行動も、このイベントの価値になるんだなーって思ったんです。

現状僕たちが発信している情報は、圧倒的に足りていないです。

でも、『考える楽しみを奪わない』という視点から考えると今回は、きっとこれでいいんだと思うんです。

アイスマラソン参加者の色々な工夫と経験が、その翌年の情報になっていきます。

「詳しいことは、1回目参加者にお聞きください。」

こうなったら最高だなぁって感じています。

#他力本願が過ぎる。

【不便益という考え方】

こういったことを考えていたら、『不便益』という言葉にたどり着きました。

工学系の方が、効率や便利さではなく、不便さに価値を見出すっていうのがとても興味深いです。

記事の中で、不便益は「楽(ラク)じゃないけど楽しい」と定義しています。

これ、まさに今回のアイスマラソンだなって思いますし、この価値観を感じてくれる方々がきっと参加してくれるんだと思います。
アイスマラソンを通して、参加者がどんな『不便益』を持ち帰ってくれるのか。

アイスマラソンの活動をしていて、世の中が便利になりすぎていることに意識が向くようになりました。

地元別海町には、高いサービスやホスピタリティーなんてありません。

接客がいいとか、設備がいいとか、、、

世の中、いいところは沢山あります。

でも、マイナス15℃で朝日を見ながら焚火を浴びること、優雅に過ごす白鳥や鹿の大群。漁師さんが出してくれるホタテの味。

『不便益』であればあるほど、この感動は高いと思います。

とは言いつつ、、

昨夜は開いているコンビニに

開いてて良かったー

と感じている矛盾した僕もいるわけで、、(^◇^;)

まあ、臨機応変楽しんでいきましょうということで、今日の締めは、川上先生のこの言葉で。

「不便益」という新しい発想を身につけ、
自分の中に新しい角度で世界が見える
メガネを増やすことで、
きっと自身の仕事も多様に、
多次元に捉えられる。


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