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経営相談案件#3 棚割りについて

こんにちは。
ヤナギです。

今回は棚割りについて
メーカーさんもコンビニなどの棚割りをどれだけもらうかが勝負なんだと思います。
コンビニでは年に2回大きな棚割り変更があります。
加盟店・本部社員にとっては頭の痛い作業だと感じておりました。

棚割りの変更で、日用品のセット発注・新商品の採用、などが本社でデータを拾われて大変でした…
お店の協力もあって何とかしておりましたが、良い商品ならさておき要らないだろぉ。という商品もありました。
特にコロナ化・ドラックストアの強気の出店、により昔以上に売れない日用品を削って玩具・お菓子を増やして在庫回転率を上げ、売上・利益を出しておりました。
そこに管理職から元通りに戻しなさい。→売上が下がる→棚を戻す→売上が戻らない→店からのクレームなど沢山のサラリーマン的な仕事がありました。
コンビニ社員はコンサルタントではない。→これは一番落胆を覚えましたね。
管理職は建前上はあると思いますが、お店には関係ないハズなんですが、間に挟まれる本部社員も大変なので、たまには本部社員にも優しくしてあげて下さいね。
グチになってしまいました…

棚を変えるのも一苦労で、資生堂さんなどは棚割りを変えに来てくれてましたね。
自分たちの所をですが、それでも他の会社さんがやらないので、棚割りが綺麗でしたね。
ドラックストアの新店などは手伝いに来ていると聞きましたが、優越的地位の乱用にならないなら、メーカーさんも協力してもらい、良い売り場が作れるかも知れません。
お土産屋さんなどはよく賞味期限確認と一緒に棚を作ってくれてました。

お客様本位では無いかも知れないですが、私は低価格・定番は下の方に陳列し、高単価・新商品をゴールデンゾーンに陳列しておりました。
それを全棚で行う事で、売上・利益改善に寄与しておりました。
あとは棚の間隔を詰める。
効果は売り場面積が広がりバックヤードに在庫を置かない・商品が倒れづらくなり、前陳をする回数を減らす。などです。
ドラックストア・無印良品では一定の棚の間隔のままにしておくそうですが、コンビニぐらいの棚本数だと常に変えて上記の効果を得た方が良いと考えていました。

何でも細かな努力と建前だけにならず、本来売上を取るために何をするかですね。

ではまた!

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