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【2020年最新】初心者の僕が自転車で走りたい東京の道ランキング【完全版】

※タイトル詐欺です。
本当はなんとかして「リセマラランキング」って入れたかったんですが、意味不明なのでやめました。

皆さん、自転車乗ってますか?

僕は5年前くらいから乗ってます。ずっとエントリーモデルのクロスバイクです。GIANT ESCAPE RX 4です。名機と呼ばれるR3でないところにちょっと引っかかりを感じますね。

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早朝の秋葉原駅で。この謎は追って明らかになります

本稿でお伝えしたいことは以下の二つです。

・自転車乗るの、いつまでも楽しい!
・しんどい乗り方もあるから楽しいことだけやっていこうな

ついでに申し上げれば、いつまでもエントリーモデルのクロスバイクを乗っていることもあり、私は自転車に関しては永遠の初心者、対して沢山乗ってもいないし本格的な楽しみ方も多分していません。

いないとは思いますがガチンコで自転車の情報を探しに来た方はこの辺りでブラウザバックするのが幸せになれるかと思いますので何卒ご寛恕の程よろしくお願いいたします。

その分、サイクリングあんまりしたことないよ、って人が「やってみたいかも」とちょっとでも思っていただけるような内容にしたいと思いますので、お付き合いいただけると幸いです。

1.僕が東京で走りたい道ランキング

早速ですが説明します。自転車に乗っているときに幸せを感じるのは以下の順番です。

サイクリングロード>深夜の山手線一周>>>>>>>>>>>>>>その他雑多な一般道>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>雨の日

なんだおめえざっくりしすぎだし粒度全然揃ってないだろバカか、と思われるかと思いますが、僕が東京で認識している道はだいたいこんな感じなので勘弁してください。それぞれ詳述します。

①サイクリングロード

サイクリングロードとは、自転車が走行することを念頭におかれており、広い道幅と信号なく長距離を走ることができる、自転車乗りにとっての高速道路です。

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桜も遠いしサイクリングロードも伝わらないしでイマイチな一枚

僕の場合は荒川サイクリングロードを愛用していますが、サイクリングロードの素晴らしいところは

・車がいない
・歩行者が少ない
・信号がない

の三点です。

あたりまえやんけ、と思われるかと思いますが、一般道における自転車の地位の低さを考えると上記は本当に素晴らしいのです。一般道における自転車の地位はいわば道路交通法が生んだ忌み児、まともな居場所がないのです。

車道を走れば邪魔だと言われ、歩道を走れば邪魔だと言われ、マナーの悪い自転車乗りのおかげで形見も狭い、そんな存在です。また、たまにいる右側通行してくるママチャリおばちゃんに強い恐怖を感じたりします。あれなんでできるんでしょうね。ほんとすごい。

また、信号もそこそこのストレス源になります。せっかく足が回ってきたくらいで止められ、後ろからくるバスに追いつかれて恐怖を感じたりします。

さて、そんな肩身の狭い自転車乗りが唯一楽しく乗れる場所、それこそがサイクリングロードなのです。

日頃の溜まった鬱憤を、真っすぐ伸びる広い道で発散できるチャンスです。
ひたすら重いギアでペダルを漕いで、風を感じるとともに、風と一つになりましょう。(歩行者の方もいるので常識の範囲内で

ロードバイク/クロスバイクを初めて買われた諸兄に置かれましては、なんとしてでも付近のいい感じのサイクリングロードを発見し、自分の愛機がフル稼働するところを感じていただければと思います。

あえてひとつだけデメリットを挙げるとすれば、帰り道です。
サイクリングロードをいい感じに走っていると、だいたい走りすぎてしまいます。さて、そろそろ帰るかと思って方向転換をすると、行きがいい感じであればあるほど向かい風でつらい思いをする羽目になります。
往復分、足はしっかり残しておきましょう。

②夜の山手線一周

この記事の肝の部分です。
これは本当に超ド級楽しいので、ぜひやってほしい。

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深夜の山手線に沿って走り、全駅を制覇する

ということです。山手線一周、というのは東京の自転車乗りであれば結構皆やっているかと思いますが、私は断然深夜をオススメします。
通常、山手線一周をしようとするとそれなりに人通りが多かったり、車の通行量が多いところを通ります。(山の手なので)

そこで深夜です。深夜であれば人は少なく、車通りも比較的少ない傾向にあります。非常に快適。

そして何より、深夜の雰囲気がいいのです。
誰もいない深夜の東京を一人で走っていると、あたかも世界に自分一人なのではないか、とふんわり感じるくらいにエモいのです。
(主に原宿・目白・大塚・駒込・大崎・目黒付近で感じることができます)

もちろん、新宿や渋谷、池袋などは深夜でも人も多く明かりも煌々と輝いています。それも人の生きている感を感得できてまたエモ

他にもエモポイントはいくつもあります。

・有楽町⇔新橋間のダメな大人ゾーン
・田町⇔品川間の第一京浜をひたすら真っすぐ進むスピード感
・気を抜くと行き損ねる大崎
・なんで存在するのかがいまいちわからない目白
・新宿と同じくらい煌々と輝く鶯谷

などです。ぜひあなただけのエモポイント、探していきましょう。

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何が輝いているのか伝わってほしい一枚

走行距離はおおよそ40~50kmくらい。
電車がすべて終わった深夜1時くらいからゆっくり走り始め、途中で何度か休憩を挟んで朝日が登るのを拝みながら走るのがよきかと思います。
(ガチンコで走ると多分朝になる前に終わってしまうのでもったいないです)

※夜の公道ですので、少ないとは言え車はいます。ライトや反射灯などの装備はお忘れなく。

③その他雑多な一般道

これはその他雑多な一般道なのであまりコメントすることはありませんが、サイクリングロードや深夜の快適さを確認するためにもたまに走っておくといいと思います。

とにかく車の圧に負けず、ガタガタする路面に負けず、突然飛び出てくる歩行者に惑わされず、強く生きていきましょう。

④雨の日

最後です。これは絶対に走るべきでない、という強い確信を持ってお伝えします。
スポーツサイクルによるサイクリングはスポーツです。そして野外で行うスポーツなので、雨天順延がよいでしょう。

この教えを守らない場合、基本装備として泥はねがついていないロードバイク/クロスバイクで雨の路面を走り、びっくりするほどの泥が背中につくこととなるでしょう。泥ぐらいですめばまあいいですが、雨の中だとタイヤのグリップ力も落ちるので転ぶ・滑るなどの事故の可能性も高まります。

ロードバイク/クロスバイクでのサイクリングはスポーツ、覚えておいて損はないと思います。

※雨の走行もいいよ、って方いたらどんな感じで楽しんでるのか教えて下さい

2.まとめ

たいしてまとめることもないのですが、改めてお伝えしたいのは、

・自転車乗るの、いつまでも楽しい!
・しんどい乗り方もあるから楽しいことだけやっていこうな

ということです。

さらにいろいろやっていけば、より遠くに遠征したり、ヒルクライムをしたり、タイムを測るような楽しみ方もできるのも、自転車の良いところだと思います。ただ、チンタラ都内をぶらついているだけでもだいぶ楽しいので、あまり高いハードルととらえずに始めてみてはどうかなあ、と思うのでした。やっていきましょう。

※自転車友達まったくいないので募集中です!!!!!!

(了)

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