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吉田正和/陶芸家 芦屋 𝐲𝐨𝐬𝐡𝐢𝐝𝐚 𝐩𝐨𝐭𝐭𝐞𝐫𝐲
2021年12月8日 15:22
2019年12月7日、少し肌寒い土曜日私のスタジオのある旧宮塚町住宅でのオープニングイベントである、「CITY FARM MARKET | 旧宮塚町住宅」開催。本当にたくさんの方で賑わったあのイベントから、はや2年が経ちました。いわゆる船出から、早いものでもう2年。少し振り返ってみようかなと思います。まずは作り手として何を作り、売るか。当然のことながら、言うは易し、行うは難し。
2020年5月19日 12:21
作業台。一日の終わりに、綺麗にしておきたい所。土という生き物を扱い、前の務め先でも土揉み台の大切さは特別だった。 もちろん綺麗にしておけば次に使う時に楽。そんな当たり前のことも、日々の作業の中で疎かになることもある。土の種類が1種類というわけでもないと、違う土が混ざるわけなので、綺麗にして当然なんでしょうけどね。もちろんホコリやゴミといった不純物も排除したい。焼けば消えてなくなるも
2020年5月6日 09:08
陶芸をやったことがある人なら誰しもが思う、同じものを2つ作ることの難しさ。土の量を揃え、同じ手の動かし方でやれば出来そうなものなのに。まぁできません。トンボという竹を十字に組んだ道具で深さと口径を測り、サイズは揃います。が、腰の張り具合はまた別の話。結構から言うと、できないんでしょう。それが手仕事である限り。機械ロクロという、凹型のロクロ(実際はそこに石膏型などをセット)に土を押
2020年5月5日 18:23
やきものづくりにおいて、目指すとこってなんだろうと、ふと。ひと目見て、美しいと感じる物を作りたい。その想いに変わりはないけれど、難しいこともわかっている。ナチュラルに美しく、が基本だろうか。作為的に自分の思いを盛り込んでいけば、それは芸術美なのか。自然美自然の所与に認められる美。 美的なるものは「自然美」と「芸術美」に大別される。 通俗の用語法では非人間的対象の美,たとえば風景美など