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あなたは、考えてますか?住んでいる場所が戦場になった場合のことを。

2023年2月5日、私はドキュメンタリー映画を見た。映画のタイトル『沖縄スパイ戦史』。結局、民間人を巻き込んだ戦争にどのような方針で日本軍が沖縄に入って、何をやったのかわからないので、ちょっと考えれない状況だった。
映画の詳細は、映画『沖縄スパイ戦史』公式サイトにゆずる。ぜひ、自分の目で見てほしい。

やっぱり民間人と軍人を区別するのは難しい


戦争のニュースで誤爆がよく取り上げられるが、例えば、病院が実際に軍で使っているのか、民間が使っているのかは、攻撃する側はよくわからないだろう。でも、次の状況だった場合はどうだろうか?

映画『沖縄スパイ戦史』でも触れられていたが、軍人が中学から高校までの少年を訓練してゲリラ戦に投入した事実もあった。米軍は、捕虜の中に米軍を攻撃してくるものがいれば、排除せざるを得ない。

結局、沖縄の住民は「私等を守ってくれるはず」と思っていたが、軍人は「できるだけ有利な状況を作り、国を守るために、住民を利用する」方針だった。であれば、『軍の指示に従わない民間人は排除する』という考えが普通にあるのも想像できる。その結果、何が起きたかは、映画『沖縄スパイ戦史』で確認してほしい。

戦争発生時の役割分担は?

さて、もし現代の日本で戦争が発生した場合、どうなるのであろうか?
外から侵入してきたものに対して、攻撃と防御に対して役割を担うのが、法律上、自衛隊。住民の生命と財産を守る(国民保護という)のは、地方公共団体と消防局だ。
総務省消防庁が国民保護法の仕組みをわかりやすく、解説されているのだが、少ない人材リソースで最大限守るには、国民の協力がないと保護がそもそも難しいというのが現状。ただ、日本では、災害の発生頻度が圧倒的に多いので、戦争が起こった時の避難想定は遠いかなたにありそう。

自衛隊は侵略者を追いだすのが優先事項

自衛隊が攻撃する場所に、住民がいたらやりにくいだろうし、侵略者側に利用される可能性もある。自衛隊が速やかに行動が終えるために協力したいので、避難を命じられたら、さっさと応じることにしよう。
個人レベルでできることはたかが知れているが、現状がどうなっているかはせめて、把握した方が良いと私は考える。

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