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書籍『方向音痴って、なおるんですか?』発売のお知らせ

突然ですが、私にとって2冊目の本が出ます。タイトルは『方向音痴って、なおるんですか?』。5/21、交通新聞社から発売です。

Web「さんたつ」の体当たり連載「グーグルマップを使っても迷子になってしまうあなたへ」が単行本になりました。
方向音痴の克服を目指して悪戦苦闘! 迷わないためのコツを伝授してもらったり、地図の読み方を学んでみたり、地形に注目する楽しさを教わったり、地名を起点に街を紐解いてみたり……教わって、歩いて、考える、試行錯誤の軌跡を綴るエッセイです。

Amazonの説明文にはエッセイとありますが、実際はエッセイあり、ルポあり、インタビューありのジャンルを説明しにくい作品です。


■連載について

この本は、webメディア「さんたつby散歩の達人」で連載していた『グーグルマップを使っても迷子になってしまうあなたへ』を書籍化したものです。

連載でも書きましたが、担当編集の中村嬢に出された条件は「方向音痴の克服=連載のゴール」。

逆に言えば方向音痴を克服できなければ連載を終えられないわけで、どう着地するのかわからないまま、本当に手探りで進めた企画でした(どう着地したのかは本書を読んでくださいね!)。

そんなこの連載、SNSではまったく話題にならなかったのですが、案外たくさん読まれていたようです。評判も良かったそうで、書籍化の運びとなりました。

■加筆修正について

書籍化にあたり、大幅な加筆修正をおこないました。

まず、文体をまるっと変えています。元の連載はwebで読みやすいように軽い文体を使っていますが、そのまま書籍にすると読みごたえがありません。そのため、「ですます調」を「だ・である調」にし、リズムや言い回しも、本という媒体に最適化するよう修正しました。簡単に言えば、前作『山小屋ガールの癒されない日々(平凡社)』のような文体になっています。

また、web版は写真で状況を説明することが多かったのですが、書籍では文章だけで伝わるようにしました(写真も少し載っていますが)。

そして、書き下ろしエッセイを5本収録しました。

連載時とは文体が異なるため、すでにweb版を読んだ方でも楽しめると思います。

■どんな本?

登場する専門家のみなさんは豊富な知識をお持ちですが、いかんせん私がど素人なので、素人目線の読み物になっています。けっして難しくありません。

また、本書では東京のさまざまな街を歩いていますが、土地勘がなくてもイメージできるように描写しています。東京を歩いたことがない方もご安心を。

私にとって読書は娯楽です。この本も、読者に「学び」を得てほしいわけではありません(結果的に学べることはありますが)。

ただただ、楽しい読書タイムを過ごしてほしい。本を読んでいる間くらいは日常の嫌なことを忘れてほしい

そんな思いから、なるべくユーモアを散りばめたつもりです。

方向音痴の方、地図や地形が好きな方、街歩きや『ブラタモリ』が好きな方はもちろん、私のnoteやエッセイ記事を好んでくださる方にも、楽しんでもらえる内容となっています。

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試行錯誤の軌跡を描いた『方向音痴って、なおるんですか?』、ぜひ読んでください!

■さいごに

版元の交通新聞社は、雑誌・地図・JR時刻表がメインの会社で、文芸書のPRにはあまり慣れていないようです。なので、この記事をシェアするなどして応援していただけると、とても助かります!

私だけではなく、取材に協力してくださった専門家のみなさん、担当編集の中村嬢、校正者さん、イラストレーターさん、デザイナーさんなどなど、多くの方の尽力で世に出る本なので、なるべくたくさんの方に届けたいです。

発売記念として、サイン本とさんたつオリジナル手ぬぐい(私も使ってる!)が当たるTwitterキャンペーンをおこないます。応募方法はこちら。みなさんの方向音痴エピソード、お待ちしています!

◆書店様へ◆
色紙やサイン本書きます! お気軽にお申し付けください。
ご連絡はさんたつ編集部まで info@san-tatsu.jp

◆メディア関係者様へ◆
オンライン取材大歓迎です! 写真提供もします。
ご連絡はさんたつ編集部まで info@san-tatsu.jp
※発売後は一般の方からの取材も受け付けます(また告知します)。

よろしくお願いいたします。


吉玉サキ


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