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結婚式で親友とピアニストが恋に落ちる夢(2020年5月23日の夢)

ホテルの一階に小さなお店がある。カメラ屋さんかクリーニング屋さんだ。店主は話好きのおじさんで、夫の友人の知り合い(実在しない)。

私は以前、そのおじさんから不思議な話を聞いた。おじさんの知人女性が体験した話だ。

その女性は数年に一度、同じ夢を見る。知り合いが無言で片手を伸ばし、人差し指で前方を指す夢。同じ部屋の同じ位置にあらわれ、指し示す方向も同じ。けれど、知り合いは毎回別の人。

その夢にあらわれた知り合いは、その後かならず、指し示した方角で亡くなるそうだ。

おじさんは猟銃の手入れをしながら言う。

「あるとき、俺がその夢に出たんだって。で、彼女がその夢を見てたそのとき、俺はその方角で自動車事故を起こしてて。間一髪で助かったんだよ」

その話を聞いたのが数年前。しかし今回、山小屋の友人たちとそのおじさんを尋ねると、彼は意気揚々とその話を始めたものの、オチ(自分が夢に出たくだり)は話さなかった。

あれ?

おじさんに「私、数年前もその話聞いてるんですが、最後が違います」と言いたいのだけれど、なぜか声が出ない。

そのうち、私の推しがやってくる。推しは、おじさんから不思議な夢の話を聞きたいそうだ。推しは有名人なので、おじさんも嬉しそう。「〇〇さん(推し)にだけは特別、話の続きを聞かせますね」と言った。その続き、たぶん私が昔聞いたやつだ!

推しはおじさんだけではなく、私にも名刺をくれた。「ファンです!」と言いたかったが、推しがおじさんと話し始めてしまい、言えなかった。

そのホテルの一階の角に、カウンターだけの小さなカフェがある。

何人かでお茶していると、後輩が突然、紺色のレースの女性用パンツを右手に持ち、たかだかと頭上に掲げた。

驚いていると、カウンターの向こうにいる小栗旬(店長)が、

「未使用だから大丈夫ですよ。こうして飾りに使ってるんです」

と言う。

見ると、木製のお皿に女性用のレースのパンツをかぶせて、その上にケーキを置いていた。

未使用とかそういうことじゃなくて、それって別にオシャレじゃないのでは……と思うが、小栗旬の微笑みを前にすると、何も言えなくなった。

芝居をしていた。

私は子供で、幼稚園か小学校の発表会だ。みんなでぞろぞろ出てきて台詞を言う。まったく緊張感がない。

そのうち幼なじみが、「どうせみんな私のこと嫌いなんでしょ、私なんていないほうがいいんでしょ」と騒ぎだす。

それも最初は芝居だったのだが、いつの間にか現実になっていた。私もおさななじみも大人で、私たちはそれぞれの婚姻のため親戚になっている。

親族が集まる。親族のひとりが自分の子(小さな男の子ふたり。実在しない)にお財布を渡し、人数分のお弁当のおつかいを頼む。私も一緒に行く。

子供たちはデパートに入る。安いブレスレットを見つけて、私に指さしてくる。私が「ブレスレット欲しい」と言ったのを、覚えていたのだろう。ぜんぜん欲しいデザインではなかったが、せっかく親戚の子が選んでくれたので買おうとする。もちろん自分のお金で買おうとしたのだが、夫が「子供に買ってもらうなんてよくないよ」と言ってきて、モヤっとした。

急角度で上がっていくジェットコースターのような乗り物に乗る。アトラクションではなく、純粋に「交通手段」だ。

頂上で降りると、そこは商業施設になっていて、巨大な屋内アスレチックがある。アスリートが2時間かけてクリアできるような、超ハードなアスレチックだ。遊具そのものが機械じかけで動く。VS嵐や東京フレンドパークでありそう。

父が挑戦した。後半、飛び移る箇所があり、そこがクリアできるか心配だった。

いつの間にか父ではなく私が挑戦していて、その難関で飛び移るタイミングを逃し、機械の内部に巻き込まれた。

機械の内部、墨色の人間を模した人工物が無数にぶら下がっていて、すごく怖かった。救出されるまで案外長くて、「えっ、これって救出されないの!?」と焦りはじめたら救出された。

救出が遅れたせいで友人が怪我をしたスウェーデン人の女性が、「訴訟を起こす!」と言っていた。

デパートの角にある、誰でも弾いていいピアノを弾く。練習してないからぜんぜん弾けない。でも、あと数時間後に友達の結婚式で弾かなければいけない。

昔風のチャラいイケメンがあらわれる。彼はピアニストで、新郎の腹違いの兄だ。

またもやあの、急角度のジェットコースターのような乗り物に乗り、結婚式場へ向かう。私はウェディングドレスを着ている。どうやら私の式らしい。

髪が腰まである小柄な美女(私の親友。非実在)が、例のピアニストといちゃついている。恋に落ちたらしい。しかし、彼女には婚約者がいる。彼女の結婚は日本の経済界を揺るがす一大事なので、そうやすやすと婚約破棄できない。私の結婚式で叶わぬ恋が始まってしまった。どうしよう。

結婚式はレストランで行われる。新郎新婦が入場するとき、窓の前に美少女が立つという風習があるのだが(?)、なぜか世界各国から招かれた美少女モデルがウェディングドレスを着て立っている。私はかがんで、こっそりとその後ろを通った。

キャンドルサービスだけ、なぜか公民館みたいなところで行われた。キャンドルサービス開始時刻まで休み時間があり、休み時間が終わっても離席した参列者たちが戻ってこない。例の親友も、いなくなってしまった。

人がまばらになった中で、やっつけ仕事のようにキャンドルサービスをした。とても虚しかった。


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