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【裏話】本を書いた時に体験した出版エピソード2〜文章の書き方

【出版エピソード2】
《文章の書き方》


私は、本を書く前から自分自身をブランド化させる事を『自分ブランド』と言って提唱していました。

そして、「自分自身をブランド化させる事の大切さは分かったけど、そんなこと実際に出来るの?」

「大企業ならまだしも。個人が、ましてや自分がなんて無理、無理」と私は、よく言われました。

私が、本を書く前は、今の様にSNSも発達していなかったし、インターネットを活用しょう、ホームページを作ろうと言う事が言われてた時代でした。

そして、メルマガが隆盛の時代でブログも本当に一部の人しか書いていなかったです。

メルマガを発行してる人の中には、今で言う人気ユーチューバーみたいな存在の人気者もいました。

ですから、私もメルマガを「まぐまぐ」から発行することが出来た時は、凄く嬉しかったし、また今迄読み手だった自分が今度は発行者側になった照れ臭さも同時に生まれました。

それと、やっとメルマガ発行者の仲間入りが出来たと思いました。

私は、独立する前から、本を書いて出したいと言う願望がありました。

そのために、私は一般の人が読んで分かりやすい文章を書く訓練の意味もあってメルマガを書きました。

それまでの私は、論文を書いていたので専門家を対象にした専門用語を多用した論文調の硬い文章ばかりを書いていました。

例えば、私は「言い換える」を「換言すれば」や「上述した様に」等の言葉を使っていました。

そして、私は大学、大学院と指導教授から、それこそかなり厳しく文章を書く指導をして頂きました。

私が書いた論文を読んで頂く時に、こんなこと言えないと大きく✖︎を原稿に書かれて投げ捨てられた事も多々ありました。

それと、私は「君の文章は、主語がないんだよ。」と指導教授からよく指導を受けました。

日本語の会話は、割と主語や術語がない場合があります。

しかし、英語は必ずIやYouとかの主語や動詞の述語があります。

私は、英語の原書を翻訳することも多かったので、その事をかなり意識しました。

今でも、私は、文章を書く時に主語を意識しているのですが、しかし、たまに主語が抜けてる時があるので、読み返した時に修正することがあります。

論文は、起承転結で書くのが基本ですが、これは本を書く時も同じで、起承転結になる様に章立てして構成する様に指導教授から指導して頂きました。

私は、映画を見るのが好きで年に何十本、何百本と見ていた時もありました。

映画も元となる台本があります。

台本に基づいて演者が演技をしていきます。

ですから、映画も起承転結の構成になっています。

どの様な導入になるのかとファーストシートを私はいつもワクワクしながら映画を見ています。

私は、映画を見る事も文章を書くために役立つと思っています。

私は、文章を書く時に読んでイメージを映像化出来る様に意識しています。

まさに文章を映像化したのが映画です。

この映画も実は、私が「自分ブランド」の発想の基になっています。

色々な伏線があって、それを融合、統合させて私は「自分ブランド」の発想をし、論を構築していきました。

さらに、つづきでこの話を紐解いて行きたいと思います。

つづく

著者、作家
起業プロデューサー
ブランドプロデューサー

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