プレゼンを成功に導く資料作成と話し方の3つのコツ
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プレゼン資料作りで意識すべきポイント
プレゼン資料を作成する上で重要なのは、スライドのメッセージを聞き手にとって読み取りやすいものにすることです。
スライドが見づらいと、聞き手は内容を理解しようと画面に集中しすぎてしまい、肝心の話から注意がそれてしまいます。
相手が理解しやすい資料を作るうえで、重要な3つのポイントをご紹介します。
ポイント①:聞き手はどのような人か押さえる
プレゼンで最も大切なのは、「上手く話す」ことよりも、聞き手の「知りたい情報」を伝えることです。
そのため、まずは聞き手のことを理解しなければなりません。
ポイント②:1スライド1メッセージ
伝えたいメッセージがスライドの中に複数入っている場合、聞き手は「結局何が言いたいの?」と感じてしまいます。
メッセージはシンプルであればあるほど、ぐっと惹きこまれるプレゼンになります。
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ポイント③:フォントの大きさ、色のシンプルさ、図の見やすさ
資料のフォントが小さいと、聞き手は読み込むのに負荷がかかってしまいます。
フォントの大きさは、18ポイント以上をおすすめします。
フォントはメイリオ
プレゼンスライドでは、プロジェクターで投影してもかすれにくいゴシック体が適しています。
フォントは、Windowsならば游ゴシックかメイリオ、Macならば游ゴシックかヒラギノ角ゴシックがオススメです。
決してMSゴシックは使わないでください。
MSゴシックは太字に対応していないなど、様々な理由でプレゼンテーション資料には向いていません。
【出所】伝わるデザイン高校生のための研究発表の手引き「スライドの作り方2 スライドのデザイン」https://student.tsutawarudesign.com/slide_design/
英語を使うときは、英語フォントを使用
日本語のゴシック体と相性の良いであるSegoe UI(Windows)やHelvetica Neue(Mac)が良いでしょう。
この2つのフォントは、太字と斜体にも対応していますし、太さ(ウェイト)も揃っていて使い勝手がとても良いです。
ちなみにwordで英語の資料を作る時は「Times New Roman」とぶちょうは習ってきましたが、ArialやCalibri派も会社によっていらっしゃいます。
ダサい色は使わない
原色っぽい色はダサい印象になりがちなので、使用する事は禁止しましょう。困ったら黒抜きか白抜きで良いです。
カラーは多すぎると重要なポイントが分かりづらくなるため、使用するカラーは「3色前後」を基本として、強調したいポイントを鮮やかな色で目立たせるようにしましょう。
【出所】みっこむ「【簡単】デザインが「ダサい」12個の原因と、今すぐ出来る解決方法」より https://hitomitsu.tokyo/3368/
プレゼンは「デリバリー」
プレゼンの構成をおさえ、資料が完成したら、いよいよ次は発表です。
プレゼンでは、話す技術のことを「デリバリースキル」と呼びます。
「スピーチ」は単に相手に話すことを指しますが、大切なのは相手に届ける「デリバリー」であるという意識です。
3つのポイントをおさえておきましょう。
ポイント①:ゆっくりと声に抑揚をつける
いつもよりゆっくり話すように心掛けてみましょう。
声は、基本的には大きめが良いのですが、ずっと同じトーンではなく、抑揚をつけて話すようにしてみてください。
ポイント②:時折ジェスチャーを取り入れてみる
聞き手を注目させたい部分では、ジェスチャーを上手く取り入れてみましょう。
例えば、「今日のプレゼンでお伝えしたい重要なポイントは3つあります」と言って、指を3本立てることで聞き手に印象づけることができます。
ポイント③:とりあえず笑顔!
とりあえず笑顔でいましょう。あとは何とかなります!
【参考】GLOBIS CAREER NOTE『プレゼンを成功に導く話し方と資料作成のコツ』https://mba.globis.ac.jp/careernote/1275.html
お役に立てれば幸いです!