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自己愛性人格障害と気付かない30歳女性

【「精神疾患15種」という本を出版致しました! よろしければどうぞ!】

皆が言うように私や夫は病気ではありません。


 皆が言うように私や夫は病気ではありません。
 私は10月に自身のSNSを通じ、「地獄の環境」、「多額の慰謝料請求して絶対に離婚してやる」だとして離婚の意志を宣言しました。
 その後、夫がパニック障害を公表し、夫が所属する登録者数700万人を超えるグループ系YouTuberは一時活動を休止する騒動になっていましたが、3月中旬から活動を再開するそうです。
 
 私はお互いそれぞれ夫婦公認の「セカンドパートナー」の存在を明かすなどもあって、世間中から叩かれていました。

私は最初から離婚する気はありません

 私は最初から離婚する気はありません。ちょっと育児と夫が嫌になったから投稿してみただけです。

何故世間中から叩かれているか分からない

 私は何故世間中から叩かれているか分かりません。
 他人の家庭事情に他の方が首を突っ込むなんてよっぽど暇なんだな、と思います。

パーソナリティ障害とは

 パーソナリティ障害は、大多数の人とは違う行動をしてしまい、本人が苦しんでいる状態、または周りが困っている場合に診断される精神疾患です。

 また、パーソナリティ障害による生きづらさを感じ、うつ病や依存症など他の精神疾患を合併しているケースも少なくありません。

 パーソナリティ障害の症状は大きく3つのグループに分けられ、その中でも合計10種類に分類されています。

クラスターA群 奇妙で風変わりな群妄想型/統合失調型/シゾイド
クラスターB群演技的・感情的で移り気の群境界性/自己愛性/反社会性/演技性
クラスターC群不安で内向的な群依存性/回避性/強迫性

症状は分類によって様々であり、特に自己判断の難しい疾患となります。

【出所】社会医療法人博友会『【概要・症状がわかる】精神疾患(精神病)一覧(15種類)をまとめて紹介』
http://www.hakuyukai.or.jp/?p=1993

自己愛性パーソナリティ障害とは


 自己愛性パーソナリティ障害(Narcissistic personality disorder:NPD)とは、考え方や感情に偏りがあり生きづらさに難しさを感じてしまう「パーソナリティ障害」のことです。

自己愛性人格障害は特別な人物と思われたいと考えたり、他人を低く評価したりする特徴


 自己愛性人格障害は特別な人物と思われたいと考えたり、他人を低く評価したりする特徴があります。

 「自分は賞賛されるべき人物だ」というような過大な自己評価や特権意識を持っています。

 何かに成功した時は過度に自分の手柄を強調し、それを賞賛されないと強い不満を抱くのが特徴です。

 一方、失敗した時には「優秀な自分を理解しない周りが悪い」と責任転嫁したり、ミスを指摘されると激昂したりするため、安定した人間関係を築けません。

 共感性が欠如していることも多く、自分の利益のために他者を利用することもあります。

 また精神的に不安定で感情の起伏が激しいため、集団から孤立しやすいのも特徴です。

 ただ、自己愛性パーソナリティ障害を持つ人は、心の奥底では自分の無力さを感じています。

 その無力さを隠すために、自分を着飾り優位な立場に立とうとするのです。

 その結果、無力な自分に直面する恐怖を感じると、パニックや癇癪を起こし感情を爆発させてしまうところが問題になります。

【出所】おおかみこころクリニック『自己愛性パーソナリティ障害(NPD)人間関係は自滅を待つしかないのか』
https://sanyokai-clinic.com/kokoro/3748/

自己愛性人格障害の行く末

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